カメヤマ ヒロキ
Hiroki Kameyama
亀山 広喜 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/03 |
形態種別 | 研究論文 |
査読 | 査読あり |
標題 | 好中球エラスターゼ刺激によるヒト内臓脂肪細胞のSubstanceP遺伝子発現とその意義 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 保健科学研究誌 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 熊本保健科学大学 |
巻・号・頁 | (第12号),9-15頁 |
著者・共著者 | 坂本亜里紗,山口類,山本隆敏,青木学,梅橋 操子,楢原 真二,北野 正文,三村 孝俊,菊池 亮,寺本 弘二,松本 珠美,山鹿 敏臣,亀山広喜,山口康雄 |
概要 | ヒトの凍結前駆脂肪細胞から成熟脂肪細胞を分化・誘導した。これらの成熟脂肪細胞では、adipokine mRNAの発現と中性脂肪の蓄積が確認された。Human neutrophil elastase (HNE)の刺激により、成熟脂肪細胞からSubstance P (SP) mRNAの発現が見られ、これらの細胞にはPAR-2 (protease-activated receptor-2) mRNAも発現していた。これは、HNEによるPAR-2を介した細胞内シグナル伝達系が成熟脂肪細胞に存在することを示唆する。さらに、Substance Pで刺激された末梢血単球からは、複数のケモカインmRNAが誘導されることがわかった。この結果は、活性化好中球から放出されるエラスターゼが成熟脂肪細胞からSPを産生・分泌し、SPの刺激により末梢血単球から様々なケモカインが誘導される可能性を示唆している。 |