ヒサマツ ミサコ
  久松 美佐子
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 看護学科
   職位   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2019/03
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
査読 査読あり
標題 【原著】緩和的化学療法の治療効果を期待しているがん患者配偶者の体験の分析
執筆形態 共著
掲載誌名 鹿児島大学医学部保健学科紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 鹿児島大学医学部保健学科
巻・号・頁 29(1),143-149頁
著者・共著者 久松 美佐子,西田 伊豆美,荒井 春生,小玉 博子,益満 智美,野中 弘美,春田 陽子,堤 由美子
概要 緩和的化学療法中の癌患者の配偶者が、その治療効果を期待している期間に、どのような体験をしているのかを明らかにすることを目的に、3つの癌拠点病院で、根治が望めず治療の効果がなければ余命が3ヵ月から6ヵ月と説明を受け、緩和的化学療法を受けている癌患者の配偶者8名(妻7名、夫1名)へ半構成的面接を行った。その結果、配偶者は、緩和的化学療法を始めた頃は、【見通せない中を進む感覚】を感じていたが、薬剤効果により症状の回復や延命が図れると、【治療への期待のふくらみ】を感じるようになっていた。一方、期待が大きくなるほど、死別は避けられない状況であるにもかかわらず、【置かれた状況との直面回避】を行っており、治療や介護を継続していけるよう【介護環境の整え】を行い、【普段通りの生活の重視】を行っていた。
ISSN 13462180
PermalinkURL https://search.jamas.or.jp/index.php?module=Default&action=Link&pub_year=2019&ichushi_jid=J03364&link_issn=&doc_id=20190618380019&doc_link_id=120006641176&url=https%3A%2F%2Fci.nii.ac.jp%2Fnaid%2F120006641176&type=CiNii&icon=https%3A%2F%2Fjk04.jamas.or.jp%
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