サトウ クミ
  佐藤 公美
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻
   職位   助教
発表年月日 2007/11
発表テーマ 言語指導の開始が遅れた子どもの支援のあり方-脳性麻痺児一例を通して-
会議名 言語発達障害研究会
学会区分 研究会・シンポジウム等
開催地名 宮崎
概要 8歳で初めて言語指導を開始した軽度脳性麻痺児一例を経験した。本児は運動障害に加え、左一側性高度感音難聴、中度知的障害、視覚認知障害、構音障害を呈しており、支援プログラムとして、継続的な聴覚管理および聴覚補償、学習言語の拡大、構音訓練を立案した。また、養育者だけでなく学校との連携を図った。養育者と学校および言語聴覚士との面談の中で、養育者と学校側の関係が取れ始めると、養育者自身が本児にとって必要な支援を選択可能となった。学齢児の場合は、言語聴覚士による個別指導だけでなく、学校との連携の両方が必要不可欠であり、それが養育者支援にも繋がると考えられた。