ノボルオ イッペイ
Ippei noboruo
登尾 一平 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 講師 |
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発表年月日 | 2019/11/02 |
発表テーマ | flow cytometry を用いた不規則抗体検出のための基礎的検討 |
会議名 | 第54回 日臨技九州支部 医学検査学会 |
主催者 | 日本臨床検査技師会 九州支部 |
学会区分 | 地方学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 熊本県熊本市 |
発表者・共同発表者 | 松形 僚也 、木村 契太 、中尾 沙希 、登尾一平 、上妻 行則 |
概要 | Flow cytometryを用いた不規則抗体を検出する基礎的検討を行った。固定赤血球を未固定赤血球での検討では未固定赤血球が良好な結果となった。また、洗浄無しでの不規則抗体の検出を検討した結果、PEG-IATと比較し、感度は良好となった。また、不規則抗体の抗体価を測定した結果、抗体価は 32 倍または 16 倍であったのに対して、FACS による測定では、64 倍希釈まで検出可能であった。一方、mean fluorescence intensity (MFI) は、E 抗原陽性血球では 128 倍希釈検体においても E 抗原陰性血球と差が認められたが、256 倍希釈では差が認められなかった。FACSによる不規則抗体検出は、試験管法より高感度であること、微量の検体で実施できることから、今後スクリーニング検査として活用できると考えられる。 |