ヨコヤマ トシロウ   TOSHIRO YOKOYAMA
  横山 俊朗
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   職位   教授
発表年月日 2001
発表テーマ 甲状腺穿刺吸引細胞診の再検討
会議名 日本臨床細胞学会九州連合会
学会区分 全国学会
発表形式 その他
単独共同区分 共同
開催地名 大分
発表者・共同発表者 河原 明彦(久留米大学病院 病理部), 安倍 秀幸, 山口 知彦, 横山 俊朗, 杉島 節夫, 鹿毛 政義, 矢野 博久, 千々和 圭一, 広松 雄治
概要 甲状腺乳頭癌,濾胞腺腫,および腺腫様甲状腺腫と診断された142例の穿刺吸引細胞診を再検討した.正診率,鋭敏度,および特異性はすべて90%を超える満足できる成績であった.しかし,診断精度向上の要因は,悪性腫瘍の大半を占める乳頭状優位型乳頭癌の判定基準の確立と甲状腺疾患の核所見の類似性を理解することであり,細胞診断で悪性と判定する際には,乳頭状優位型乳頭癌であるのか,濾胞状優位型乳頭癌,または乳頭癌のfollicular variantであるのかを考え,濾胞癌を含めた濾胞性腫瘍の問題点をより明確にする必要があると考えられた甲状腺穿刺吸引細胞診の再検討
日本臨床細胞学会九州連合会雑誌(0912-6600)33巻 Page114-119(2002.07)