サトウ クミ
  佐藤 公美
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻
   職位   助教
発表年月日 2013/10
発表テーマ 先天性一側性難聴児の言語発達について
会議名 聴覚医学会
学会区分 全国学会
開催地名 長野
概要 一側性高度難聴児のなかには言語発達に遅れの見られる児や学業成績への影響が見られる児がいること報告されている。本研究では、就学時に一側性高度難聴児の発達評価を行い、言語発達の遅れがあるかを検討し、就学時に言語発達の遅れのあった一側性高度難聴児の2歳台の言語発達を後ろ向きに検討し、就学時の言語発達と比較した。その結果、一側性高度難聴児の約半数に就学時に言語発達の遅れを認め、4歳台から顕在化することが明らかになった。新生児聴覚スクリーニングで一側性高度難聴を認めた児は、就学時まで言語発達を観察する必要がある。