サトウ クミ
佐藤 公美 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻 職位 助教 |
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発表年月日 | 2014/06 |
発表テーマ | 教員の発話環境と音声障害についての検討 |
会議名 | 言語聴覚学会 |
学会区分 | 全国学会 |
開催地名 | 埼玉 |
概要 | 補聴器のデータログ機能を用いて、種々の職業の発話環境ならびに音声障害を来した症例の発話環境を取り上げ、その違いについて検討した。自己発話比率を職業別に比較すると、保育士では勤務時間の1/3以上を自己発話時間が占め、言語聴覚士の3倍以上であった。平均発話音圧は保育士75dBであり、事務職、言語聴覚士に比べ、大きな音圧で話していることが示唆された。更に、音声障害群ともなると、自己発話比率が50%台、平均発話音圧が80dB台と、非音声障害群の値を大きく超えていた。このことより、習慣的な音声酷使が音声障害の一因になると推察された。 |