ヨシノ タクミ
YOSHINO TAKUMI
吉野 拓未 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 看護学科 職位 講師 |
|
発表年月日 | 2019/11 |
発表テーマ | シミュレーションが看護大学1年生のケアリング能力の促進に及ぼす影響 |
会議名 | Sigma Theta Tau International the 45th Biennial Convention |
主催者 | Sigma Theta Tau |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | アメリカ合衆国 |
開催地名 | ワシントンD.C |
開催期間 | 2019/11 |
発表者・共同発表者 | 藤川真紀,星美和子,西田裕子,吉武美佐子,吉野拓未 |
概要 | 患者の療養環境を整えるという看護技術に、ケアリングが必要となる要素を取り入れたシミュレーションを1 年次生と実習を経験した2年次生に実施した。その効果と課題について学生のレポートからテキストマイニングを使用し分析し検討した。係り受け頻度分析では1年生の約3割が、ケアのために最も重要なことは「気づき」であると回答し、2年生の約4割が、より多くの情報を収集するために患者との距離を縮めたり、近づいたりすることが、気づきや「ケア」につながると回答しました。原文参照すると1年生は基本的な看護技術を正しく安全に行うことに重点を置く傾向があり、2年生はより広い視野で患者の状況やニーズを理解・評価し、複数の看護技術を組み合わせて患者に看護を提供しようとする傾向があった。本研究では、このシミュレーション教育が、1年生が患者への思いやりを育み、基本的な看護技術を正確に習得しようとする動機付けに有効である。また、2年生では、1年生に比べて、患者の状況やニーズを理解しようとする姿勢が見られ、より広い視野で自分の経験を振り返ることができ、看護の対人関係についての報告が多いことが示された。 |