クボシタ リョウ
久保下 亮 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻 熊本保健科学大学大学院 保健科学研究科 保健科学専攻 熊本保健科学大学 健康・スポーツ教育研究センター 職位 准教授 |
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発表年月日 | 2013/05 |
発表テーマ | バスケ用車椅子走行速度と体幹筋力 |
会議名 | 第48回日本理学療法学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 愛知県 |
発表者・共同発表者 | 久保下亮,赤坂美奈 |
概要 | 障害者スポーツではパラリンピックを代表として競技スポーツとしての位置付けが大きくなってきている。すなわち競技力を高める指導や練習方法が必要となっている。今回は、数多くある障害者スポーツの中からスプリント系の車椅子走行速度に着目した。その中で、体幹のコントロールだけでなく、体幹筋力も車椅子走行速度に影響を与えているのではないかと思い検討した。対象者にバスケ用車椅子にて10m、20mの直線直進の全力走行とスタート地点から10m離れたところに目印としてコーンを置き、この目印をターンしてスタート地点まで戻ってくる10mターン走行をしてもらった。また、体幹の屈曲・伸展筋ピークトルクの測定(角速度は30°/secで反復回数を5回)を行った。結果、体幹筋力と車椅子走行速度には負の相関関係が認められた。車椅子駆動開始時には体幹を大きく屈曲させ、この時に生み出される前方への回転モーメントを車椅子の推進力の一つに利用している。よって、より大きな推進力を得るためには体幹の強い屈曲力が必要であると思われる。 |