クボシタ リョウ
久保下 亮 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻 熊本保健科学大学大学院 保健科学研究科 保健科学専攻 熊本保健科学大学 健康・スポーツ教育研究センター 職位 准教授 |
|
発表年月日 | 2013/10 |
発表テーマ | 角速度の違いによる内側広筋と外側広筋の筋活動の違いについて |
会議名 | 第66回理学療法科学学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 福岡県 |
発表者・共同発表者 | 阿武由佳,久保下亮,柿田徹郎 |
概要 | 内側広筋の選択的なトレーニング法確立のため様々な検討が報告されているが、角速度の違いにおける内側広筋の筋活動を検討した報告は少ない.本研究の目的は、角速度の違いが内側広筋と外側広筋の筋活動に及ぼす影響を筋電図学的に検討した。対象は健常者7名の両脚(14 脚)とした。測定肢位は座位し、60deg/sec、180deg/sec、300deg/secの3 種の角速度で等速運動を行い、その際の内側広筋と外側広筋の筋放電量を測定した。結果として、内側広筋と外側広筋の筋活動は、60deg/sec、180deg/sec、300deg/secの各角速度間において有意差は認めなかった。本研究では内側広筋と外側広筋の活動比を求めており、それは角速度間で有意差はみられなかった.すなわち、内側広筋が外側広筋よりも働きやすい角速度は見出せなかった.しかし、内側広筋と外側広筋の比率をみると、180deg/sec、300deg/sec、60deg/secの順に内側広筋と外側広筋がバランス良く働いていることが分かった。 |