エガミ フミコ
FUMIKO EGAMI
江上 史子 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 看護学科 職位 講師 |
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発表年月日 | 2023/12/10 |
発表テーマ | 高度実践看護師の研究支援システム「研究お助けラボ」の発展に向けて(交流集会) |
会議名 | 第43回日本看護科学学会学術集会 |
学会区分 | 国際学会 |
発表形式 | シンポジウム・ワークショップ パネル(公募) |
単独共同区分 | 共同 |
開催期間 | 2023/12/09~2023/12/10 |
発表者・共同発表者 | 松成裕子、江上史子、松枝美智子、増滿 誠、本武敏弘、前田 愛、葛島慎吾 |
概要 | 高度実践看護師(以下、APN)の機能の一つである「研究」の特徴は、理論知を臨床現場に実装するエビデンスに基づく看護実践と、臨床現場の課題解決に寄与する研究の有機的な連関により、直接ケアをはじめとする実践の質を高めていくことにある。APNの研究支援の目的で、九州・沖縄高度実践看護師活動促進協議会では、会員を対象とした研究支援システム「研究お助けラボ」を実施しているが、実際に何が研究活動の阻害となっているのか、また、「研究お助けラボ」でどのように阻害要因を打開していくことができるのかの方策について検討することを目的とし、交流集会を開催した。交流集会では、「研究お助けラボ」の活動内容や、2023年に実施したAPNの活用実態調査の結果、研究能力の向上や共同研究のニーズがあったことの報告を行った。また、欧米のAPNを取り巻く障壁について共有を行った。交流集会の後半では、日頃の研究活動について、APN、ジェネラリスト、教員など、参加者それぞれの立場から、研究活動の内容や研究を行う上での障壁とその要因、障壁との向き合い方、APNの研究活動への期待、研究お助けラボへの期待などについて活発な議論が行われた。研究お助けラボに期待される、APNの研究活動の障壁を打開していくための支援の在り方について多くの貴重な示唆をいただいた。 |