クボシタ リョウ
久保下 亮 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻 熊本保健科学大学大学院 保健科学研究科 保健科学専攻 熊本保健科学大学 健康・スポーツ教育研究センター 職位 准教授 |
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発表年月日 | 2012/05 |
発表テーマ | 投球動作Wind-up期における片脚立位時の重心動揺が投球障害に及ぼす影響について |
会議名 | 第47回日本理学療法学術大会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 兵庫県 |
発表者・共同発表者 | 大松亮輔,伊藤哲,久保下亮 |
概要 | 肩・肘に故障を有している野球選手は、下肢・体幹の安定性が低く、バランス能力が低下しているのではないかと仮定し、Wind-up期の片脚立位保持能力について重心動揺計を用いて測定した。対象者は投手経験がある高校生とし、故障群と非故障群に分けて比較検討した。結果、矩形面積、外周面積、実効値面積ともに故障群は非故障群より高い数値となり、有意な差を認めた。本来、投球動作の準備期となるWind-up期では、エネルギーを貯蓄する必要があるが、バランス能力の低下がそのエネルギー貯蓄が不十分となり、不足したエネルギーを肩・肘関節で代償していると考える。よって、これらの関節に過度なストレスがかかり、投球障害を発生させる一要因となっていると考える。 |