ヨコヤマ トシロウ
TOSHIRO YOKOYAMA
横山 俊朗 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 教授 |
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発表年月日 | 2019 |
発表テーマ | 特徴的血小板凝集像を呈したフォン・ヴィルブランド病(VWD)2B型の一例 |
会議名 | 第54回日臨技九州支部医学検査学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | その他 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 熊本市 |
発表者・共同発表者 | 共同発表:舛田 博貴、田中 洋子、石原 綾子、山本 紀子、横山 俊朗、内場 光浩、松岡 雅雄、松井 啓隆 |
概要 | フォン・ヴィレブランド病(vWD)は、フォン・ヴィレブランド因子(vWF)の量的あるいは質的異常により、出血傾向を示す先天性の疾患である。質的異常を示す 2 型の中で、GPIb に対する vWF の結合能が亢進している vWD 2B 型と呼ばれる病型では、vWF が血小板に吸着されるため、血漿中の vWF 活性が低下するとともに、血小板減少や血小板凝集が認められる場合がある。今回、末梢血塗抹標本で著しい血小板凝集像を認める vWD 2B 型症例を経験した。この凝集像をEDTA 依存性血小板減少症(EDP)の塗抹標本と比較したので、その特徴について報告する、末梢血塗抹標本上の血小板凝集像は、EDP とは異なる特徴があり、血小板凝集像に着目することで、同疾患発見につながる可能性があると考えられた。 |