ノボルオ イッペイ
Ippei noboruo
登尾 一平 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 医学検査学科 職位 講師 |
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発表年月日 | 2023/06/15 |
発表テーマ | 血小板無力症症例における血小板輸血管理の新たな試み. |
会議名 | 第71回日本輸血・細胞治療学会学術総会 |
主催者 | 日本輸血・細胞治療学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
国名 | 日本 |
開催地名 | 千葉 |
開催期間 | 2023/05/10~2023/05/13 |
発表者・共同発表者 | 登尾一平、田山親吾、小寺千聡、松岡雅雄、上妻行則、内場光浩 . |
概要 | 【はじめに】血小板無力症は,常染色体潜性遺伝による血小板機能異常である.同疾患合併妊娠の症例では分娩時の大量出血などの予防のため分娩直前に血小板製剤 (PC) 輸血を行い,出血傾向を是正しておく必要がある.しかしながら,同疾患における血小板数は正常であるため,血小板数の増減ではPC輸血効果の判断は困難である.今回我々は,血小板無力症合併妊娠の症例において,PC 輸血後の血小板をflow cytometer (FCM) を用いて解析し,生体内でのPC由来血小板の推移を把握することにより,新たな輸血管理を試みた.止血管理が困難と予測される血小板無力症症例では,体内におけるPC由来血小板の割合及び推移を把握することが,PC輸血の追加の必要性を判断する指標として有用である可能性が示唆された. |