タメチカ タケオ
Takeo Tamechika
爲近 岳夫 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科生活機能療法学専攻 熊本保健科学大学大学院 保健科学研究科 保健科学専攻 職位 准教授 |
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発表年月日 | 2018/06 |
発表テーマ | 多職種連携チームで考案した認知症予防のためのレクリエーションプログラムの介入効果~認知機能と主観的健康度の視点より~ |
会議名 | 第19回日本認知症ケア学会大会 |
主催者 | 日本認知症ケア学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 朱鷺メッセ(新潟市) |
発表者・共同発表者 | 高島利、戸渡洋子、大塚裕一、宮本恵美、爲近岳夫、中原和美、木村伊津子、久保高明、吉田真理子 |
概要 | 認知症予防を目的に地域在住の高齢者を対象として、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、保健師、看護師からなるチームで考案したレクリエーションプログラム(週1回90分3ヶ月間)を実施した。参加者18名のうち前後評価の実施できた12名(平均年齢73.6±5.1歳)を分析対象とした。介入前後の評価は、認知機能についてはMMSE、主観的健康度についてはPOMS2(気分状態調査)、SF-8(健康関連QOL)により調査した。その結果、POMS2は、介入前後で尺度【怒り-敵意】【混乱-当惑】【抑うつ-落ち込み】【疲労-無気力】【緊張-不安】【活気-活力】とネガティブな気分状態を総合的に表すTMD得点(総合的気分状態得点)の項目で改善傾向にあったが有意差は認められなかった。一方、SF-8は、介入前後で尺度【身体機能】、【日常役割機能(身体)】、【活力】、【社会生活機能】、【心の健康】、【日常役割機能(精神)】の項目で改善傾向にあり、【全体的健康感】が有意に改善していた(p<0.05)。なお、MMSEは変化を認めなかった。 |