サトウ クミ
佐藤 公美 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻 職位 助教 |
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発表年月日 | 2012/10 |
発表テーマ | 一側性難聴児の聴覚補償の試み |
会議名 | 耳科学会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 愛知 |
発表者・共同発表者 | 長嶋比奈美、島田亜紀、佐藤公美、宇高二良、武田憲昭 |
概要 | 一側性難聴児に対して聴覚補償を試み、問題点について検討した。軽中等度難聴例は患側に耳掛け型補聴器、聾の症例は健側にFM補聴システムを利用した。学校での利用を開始すると、軽中等度難聴例は自覚的に聴取能の改善を実感し、半年で常時装用が可能となった。FM補聴システムを使用する一側高度難聴児に関しては学校に出向き説明を行った。FM補聴システムは外耳の密閉感がない、ハウリングがおこらない、環境騒音が上昇したときのみ教諭の音声を増幅する仕組みのため不快感が少なく、3例とも常時装用となった。補聴器購入が全額自己負担であることや学校側の協力が必要なことなどの問題点はあるが、一側性難聴児に対する補聴器装用は聴取能力向上のために有用であり、普及のための努力が必要である。
※一側性難聴児の評価、訓練に従事した。 |