サトウ クミ
佐藤 公美 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻 職位 助教 |
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発表年月日 | 2014/10 |
発表テーマ | 一側性軽・中等度難聴児の語音聴取能と聴覚補償の検討 |
会議名 | 耳科学会 |
学会区分 | 全国学会 |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 新潟 |
発表者・共同発表者 | 坂本幸、島田亜紀、千田いづみ、佐藤公美、長嶋比奈美、宇高二良、武田憲昭 |
概要 | 一側性軽・中等度難聴児の雑音下での語音聴取能と補聴器装用の効果について検討した。先行研究における両側健聴児を対象とした裸耳音場法による静寂下の語音聴取能94~84%、50dB雑音負荷時の84~72%と比較すると、静寂下では語音聴取能に差がないものの、雑音負荷時には有意に一側性軽・中等度難聴児の聴取能が低下していた。雑音下では一側性高度難聴児と同様に難聴の程度にかかわらず騒音下の語音聴取能が低下するものと考えられた。一側性軽・中等度難聴児では、患側耳への補聴器装用により雑音負荷下での語音聴取能が改善することより、学校における集団学習下においては患側への補聴器装用が聴覚補償に有用であることが示唆された。
※一側性難聴児の語音聴取能の評価に従事した。 |