ミヤモト メグミ   Megumi Miyamoto
  宮本 恵美
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位   准教授
発表年月日 2013/03
発表テーマ 失語症者における助詞の使用パターンについて ―「で」が生起する構文パターンに注目して―
会議名 第28回福岡認知言語学会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 福岡県
発表者・共同発表者 発表者:宮本恵美、大塚裕一、小薗真知子、村尾治彦
概要 平成25年3月25日
本研究では、中等度~軽度失語症者17名に対し、デ格の助詞穴埋め課題を行った。その結果、失語症者の格助詞「デ」の使用誤りパターンとしては、「場所」や「範囲」や「時間」では、格助詞「ニ」への誤りが多い傾向が認められた。それに対し、「道具」「手段」「様態」「原因」では、格助詞「ガ」(ハ)への誤りが多い傾向が認められた。失語症者の格助詞「デ」の使用の誤りにおいては、背景的な要素から前景的な事態参与者への格上げという現象が起こっているのではないかと考えられた。