ノボルオ イッペイ   Ippei noboruo
  登尾 一平
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   職位   講師
発表年月日 2024/11/09
発表テーマ 低頻度抗原Cwに対する抗体を検出した一症例
会議名 2024年 日臨技九州支部医学検査学会 (第58回)
主催者 一般社団法人日本臨床衛生検査技師会
学会区分 地方学会
発表形式 口頭(一般)
単独共同区分 共同
国名 日本
開催地名 鹿児島
開催期間 2024/11/09~2024/11/10
発表者・共同発表者 吉田 剛士、登尾 一平、萩尾 修平、西田 千恵、山口 健太、北島 茜、松下 義照
概要 抗Cw の日本人における抗体検出率は0.1%以下といわれており、自然抗体もしくは免疫抗体として存在することが報告されている。今回、輸血歴・移植歴のない患者でIgG 型の抗Cw を検出したので報告する。
【症例】75 歳男性。O 型、DCcEe。輸血歴・移植歴なし。右鼠径ヘルニア精査加療のため紹介受診となった。BIORAD社全自動輸血検査装置IH-500 を用いた不規則抗体スクリーニング検査(LISS-IAT)が陽性となり、試験管法(PEG-IAT)で再検査したところ陰性であった。それぞれの血球試薬の含有抗原を確認し、反応パターンより抗Cwの可能性を疑い精査を実施した。