タメチカ タケオ
Takeo Tamechika
爲近 岳夫 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科生活機能療法学専攻 熊本保健科学大学大学院 保健科学研究科 保健科学専攻 職位 准教授 |
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発表年月日 | 2021/08/19 |
発表テーマ | 食嗜好が嚥下機能に与える影響 ~咀嚼能力の視点から~ |
会議名 | 第26・27回日本摂食嚥下リハビリテーション学会合同学術大会 |
主催者 | 日本摂食嚥下リハビリテーション学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | 口頭(一般) |
単独共同区分 | 共同 |
開催期間 | 2021/08/19~2021/08/21 |
発表者・共同発表者 | 宮本 恵美、大塚 裕一、久保 高明、爲近 岳夫、高島 利、船越 和美、小田原 守、境 良太 |
概要 | 本研究の目的は、健常高齢者の咀嚼機能と嚥下機能との関連性について調査・分析し、どのような食事方法や食形態の選択を継続することが嚥下機能の維持あるいは向上につながるのかを明らかにすることである。方法としては、健常高齢者40名に対し、食嗜好アンケート、咀嚼機能に関する調査および嚥下機能に関する調査を実施し、各評価結果の関連性を分析した。その結果、高齢者は、物性が高度な食品を摂取する嗜好性の高い人ほど舌骨上筋群の筋活動量およびRSSTの値が有意に高値である傾向を示した。以上のことから、普段から食品物性が高い値を示す食品を食べる嗜好性がある場合,嚥下機能も保たれている可能性が示唆された。これは、食品物性がより高い値を示す食品を摂取する際に開口幅や咀嚼回数が増加することに伴って舌骨上筋群もより用いられることなどが背景にあると考えられた。 |