サトウ クミ
  佐藤 公美
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻
   職位   助教
発表年月日 2015/10
発表テーマ 徳島県における軽度・中等度難聴児補聴器購入費助成事業の現状
会議名 耳科学会
学会区分 全国学会
単独共同区分 共同
開催地名 長崎
発表者・共同発表者 近藤英司、島田亜紀、千田いづみ、佐藤公美、坂本幸、宇高二良、武田憲昭
概要 徳島県では平成26年より軽度・中等度難聴児への補聴器購入助成事業が開始となった。今回、徳島県の助成事業の現状を調査した。本事業により、経済的な理由で補聴器購入ができなかった軽度・中等度難聴児ではじめて補聴器装用を開始した症例、耐用年数を超えて使用していた補聴器を更新できた症例があった。補聴器購入の助成を行うときには耳かけ型補聴器の意見書を作成し、学校でFM補聴システムを使用させている。一側性難聴児は雑音下での聞き取りが障害されることから、FM補聴システムを使用させている。特に難聴耳が中等度から高度難聴、外耳道閉鎖や小耳症のため通常の補聴器装用が困難な一側性難聴児には、健聴耳に補聴システムの受信機を装用させ効果を認めている。
※軽度・中等度難聴、一側性難聴児の調査に従事した。