サトウ クミ
佐藤 公美 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻 職位 助教 |
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発表年月日 | 2011/06 |
発表テーマ | バイリンガル教育が一因と考えられた言語発達遅滞例 |
会議名 | 小児耳鼻咽喉科学会 |
学会区分 | 全国学会 |
開催地名 | 埼玉 |
概要 | 言語発達遅滞の主因は知的障害など生得的な理由によるが、少子化、核家族化、虐待、ネグレクトなど近年の社会的変化によって、言語発達遅滞を来す小児が散見されるようになってきた。母語獲得の重要な時期に、様々な理由でバイリンガル教育を強いられた事が一因となり、言語発達遅滞を生じたと考えられる3症例を経験し、環境的な背景、評価結果を整理した。症例の経過は三者三様だが、基盤となる言語「母語」を確立し、母語での思考力の育ちがないままにバイリンガル教育を行うと、言語環境へ適応できず、言語の遅れをきたす場合があると予想された。 |