ヤマノ カツアキ
Katsuaki Yamano
山野 克明 所属 熊本保健科学大学 保健科学部 リハビリテーション学科生活機能療法学専攻 熊本保健科学大学大学院 保健科学研究科 保健科学専攻 職位 教授 |
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発表年月日 | 2003/06/26 |
発表テーマ | RA診療ガイドラインにおけるMason-椎野変法の経時的活動性評価について |
会議名 | 第37回日本作業療法学会 |
学会区分 | 全国学会 |
発表形式 | ポスター |
単独共同区分 | 共同 |
開催地名 | 福岡県北九州市 |
発表者・共同発表者 | 濱崎徹志, 椎野泰明, 山野克明 |
概要 | 【はじめに】我々は外来での関節リウマチ(以下RA)患者に対して, 当科の診療ガイドラインに準拠した形で評価や治療を実施しており, その際患者に月に1回, RAの活動性評価としてMason-椎野変法に記入させ, 患者の状態把握に努め評価や治療時の補助として使用している. Hason-椎野変法は自己記入式の活動性迅速評価表であり, その構成は関節の腫脹に対する「visual analogue scale(以下VAS)1」, 関節の疼痛に対する「VAS2」, 「朝のこわばりの有無とその持続時間」, 「ADLの状態」, 各関節における疼痛や腫脹の度合いを記入する「関節痛チェック」の5項目から成っている. その反復信頼性, 妥当性については第36回日本作業療法学会において報告しており, RAの活動性迅速評価表としての有用性を確認している. これまで経時的にMason-椎野変法を使用するにあたり, 各患者間での活動性指数の平均値(以下活動性べース値)には差があり, また各々の患者においてその平均値からの推移で患者の状態把握をしていく必要があるということが感じられてきた. そこで今回, 各患者間でのMason-椎野変法の経時的な推移を調べ活動性ベース値設定の意義を考察し, また当科診療ガイドラインを紹介すると共に, ガイドライン上でのMason-椎野変法の使用について検討する. |