サトウ クミ
  佐藤 公美
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻
   職位   助教
発表年月日 2012/10
発表テーマ 2歳から6歳の健常児における構音発達
会議名 音声言語医学会
学会区分 全国学会
開催地名 大阪
概要 健常児の構音発達過程を明らかにすることを目的とし、2歳から6歳の健常児85名を対象に、言語聴覚士が構音検査を実施した。各子音における年齢別正答率を算出し、正答率が90%を超える年齢を求めた。次に、2歳台で正答率が90%を超えなかった子音について、Mann-WhitneyのU検定を用い、年齢間での正答率の比較を行った。[m、h、n、k、t、ʨ]などは、2歳台より正答率が90%を超えていた。一方、[j]は3歳台、[ɕ、ʥ、r]は4歳台、[ʦ、ʣ]は5歳台で正答率90%を超えた。[s]は6歳台でも正答率が90%を超えなかった。[ɕ]および[r]は3歳から4歳、[ʦ]および[ʣ]は4歳から5歳の1年間で急激な構音の発達を遂げると考えられた。