アサオ ユミ
  浅尾 由美
   所属   熊本保健科学大学  助産別科
   職位   准教授
発表年月日 2013/06
発表テーマ 褥婦の精油の嗜好と気分変化に関する研究
会議名 第17回熊本県母性衛生学会
学会区分 地方学会
発表者・共同発表者 厚山千代 船本絵美 津川美香 浅尾由美 福山裕子 前田ひとみ)
概要 本研究は、褥婦が選択する香りや濃度に一定の傾向があるが、気分の変化と精油との関連を明らかにすることを目的とする。研究方法は、褥婦30名に、3種類の精油とアルコールから連日1種類を選択し、芳香前後でPOMS短縮版を用いて、気分変化を実施する。結果は、産褥1、2、4日目はスイートオレンジ、産褥3、5日目はローズウッドが多く選択された。精油選択者は全てのT得点平均が芳香後に下がったが、アルコール選択者では、T得点平均改善が低い傾向にあった。また芳香前のT得点は、1、5日目に共に抑うつ型を示したが、芳香後は改善が見られた。精油を使用した芳香は、褥婦の気分を改善させることが示唆された。