基本情報 |
■ 専門分野
高次脳機能障害, 嚥下障害 (キーワード:認知症、予後予測)
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■ 最終学歴
熊本大学大学院 医学教育部 神経精神医学分野 博士課程単位取得満期退学 熊本大学で博士の学位授与 (乙博医第1023号)
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■ 保有学位
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■ 免許・資格
1.
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言語聴覚士
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2.
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臨床神経心理士
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3.
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ADAS-COG-J認定
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研究業績 |
■ 研究テーマ
1.
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言語聴覚士自己効力感尺度の開発
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2.
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アルツハイマー病におけるIADLと神経心理学的検査の関連
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3.
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嚥下障害の予後予測
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4.
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高次脳機能障害者の復職支援
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■ 著書・論文等
1. |
2020/04 |
論文 |
Relationship between executive dysfunction and neuropsychiatric symptoms and impaired instrumental activities of daily living among patients with very mild Alzheimer's disease International Journal of Geriatric Psychiatry 1-11頁 (共著) |
2. |
2024/10/18 |
著書 |
PT・OT・STのためのリハビリテーション管理学 196-201,-212-216頁 (共著) |
3. |
2024/05/31 |
論文 |
作業療法士養成課程の非同期型遠隔授業における自己調整学習方略支援を目的とした教育介入効果の検証 作業療法の実践と科学 6(2),26-37頁 (共著) |
4. |
2023/12/15 |
論文 |
言語聴覚士養成課程の学生と若手言語聴覚士における自己効力感の比較 言語聴覚研究 20(4),320-326頁 (共著) |
5. |
2023/05/01 |
論文 |
言語聴覚士国家試験問題における出題項目の傾向分析 リハビリテーション教育研究 (29),36-41頁 (単著) |
6. |
2023/04/30 |
論文 |
老嚥が疑われる高齢者の特徴~サルコペニア・嚥下関連筋のサルコペニア・口腔機能・栄養状態との関連~ 日本摂食嚥下リハビリテーション学会雑誌 27(1),53-60頁 (共著) |
7. |
2023/04/10 |
著書 |
PT・OT・STクリニカル・クラークシップ かんたんな解説とQ&Aでお悩み解決!きっとうまくいく診療参加型臨床実習 (共著) |
8. |
2023/03 |
論文 |
言語聴覚士国家試験問題の出題傾向に関する研究 熊本保健科学大学研究誌 20,67-74頁 (単著) |
9. |
2022/12/05 |
著書 |
実践!言語聴覚士の診療参加型実習ガイドブック (共著) |
10. |
2022/07/31 |
論文 |
客観的臨床能力試験が言語聴覚学専攻学生の興味・関心に与える影響 リハビリテーション教育研究 (28),113-114頁 (共著) |
11. |
2022/03/15 |
論文 |
言語聴覚士自己効力感尺度の開発 言語聴覚研究 19(1),25-34頁 (共著) |
12. |
2022/03 |
論文 |
計量テキスト分析による言語聴覚士国家試験問題の分析 熊本保健科学大学研究誌 19,39-50頁 (共著) |
13. |
2022/03 |
論文 |
言語聴覚士養成校の臨床実習におけるルーブリック評価の信頼性と妥当性の検討 熊本保健科学大学研究誌 19,107-115頁 (共著) |
14. |
2022/02 |
論文 |
嚥下機能改善手術後に視覚フィードバックを用いた嚥下訓練が有効であった混合性喉頭麻痺の2例 嚥下医学 11,60-68頁 (共著) |
15. |
2021/11/01 |
論文 |
家族や隣人とのトラブルで疲弊している家族 BRAIN NURSING 37(6),121-121頁 (単著) |
16. |
2021/11/01 |
論文 |
高次脳機能障害に関心のない医師 BRAIN NURSING 37(6),81-81頁 (単著) |
17. |
2021/11/01 |
論文 |
左片麻痺があるのに、そのことを認めない患者(片麻痺否認) BRAIN NURSING 37(6),61-65頁 (単著) |
18. |
2021/03/15 |
論文 |
臨床実習における自己効力感および学習動機の経時的変化と実習成績との関連性 言語聴覚研究 18(1),24-32頁 (共著) |
19. |
2021/03 |
論文 |
ルーブリック評価を用いた臨床実習における自己評価と他者評価の比較 熊本保健科学大学研究誌 (18),81-90頁 (共著) |
20. |
2021/03 |
論文 |
言語聴覚士養成課程の学生が臨床実習で経験する検査の実態調査 熊本保健科学大学研究誌 (18),11-22頁 (共著) |
21. |
2020/12/15 |
論文 |
言語聴覚士養成校の臨床実習におけるルーブリック評価(第2報)―自己評価と他者評価の比較― 言語聴覚研究 17(4),338-345頁 (共著) |
22. |
2020/12/15 |
論文 |
臨床実習において実習指導者が問題視する学生の特徴―テキストマイニングを用いた実習報告書の分析― 言語聴覚研究 17(4),298-308頁 (共著) |
23. |
2020/08 |
論文 |
失語症者のコミュニケーション評価におけるCADLとCADL家族質問紙の評定値の乖離の検討 コミュニケーション障害学 37(2),90-97頁 (共著) |
24. |
2020/07/01 |
論文 |
【博士論文】
Relationship between executive dysfunction and neuropsychiatric symptoms and impaired instrumental activities of daily living among patients with very mild Alzheimer’s disease
:極軽度のアルツハイマー病患者の遂行機能障害と精神症状と手段的日常生活動作の低下との関係 熊本大学 , 17401乙医学第1023号 (単著) |
25. |
2020/07 |
論文 |
福祉の現場から 摂食嚥下に関わるサルコペニアの経時的変化の検討 地域在住高齢者を対象とした追跡調査 地域ケアリング 22(7),66-68頁 (共著) |
26. |
2020/06 |
論文 |
失語症者のコミュニケーション行動の検討 言語聴覚研究 17(2),96-105頁 (共著) |
27. |
2020/03 |
論文 |
テキストマイニングによるクリッカーテストに対する言語聴覚学専攻学生の反応の分析 リハビリテーション教育研究 26,156-157頁 (共著) |
28. |
2020/03 |
論文 |
言語聴覚士養成課程における臨床実習に臨む学生の満足度に関する調査-実習形態の違いが満足度に与える影響- リハビリテーション教育研究 26,60-65頁 (共著) |
29. |
2020/03 |
論文 |
言語聴覚療法教育においてクリッカーテストが講義への関心や事前学習に与える影響 熊本保健科学大学研究誌 (17),37-47頁 (共著) |
30. |
2020/03 |
論文 |
地域在住高齢者の摂食嚥下障害に対する理解と予防への意識に及ぼす影響と満足度に関する研究~口腔機能と嚥下機能および身体の衰えを包括的に調査する「食べること健康チェック」の活用~ 熊本保健科学大学研究誌 (17),95-103頁 (共著) |
31. |
2019/12 |
論文 |
臨床実習におけるルーブリック評価の有用性 言語聴覚研究 16(4),360-367頁 (共著) |
32. |
2019/09 |
論文 |
口腔癌術後嚥下機能の予後因子 嚥下医学 8(2),197-204頁 (共著) |
33. |
2019/03 |
論文 |
言語聴覚教育における臨床実習の実習満足度に影響を及ぼす要因の検討~多変量解析を用いた検討~ リハビリテーション教育研究 (25),216-217頁 (共著) |
34. |
2019/03 |
論文 |
言語聴覚士学生における国家試験対策の満足度について-Customer Satisfactionポートフォリオ分析を用いて- リハビリテーション教育研究 (25),246-247頁 (共著) |
35. |
2019/03 |
論文 |
言語聴覚士養成教育の臨床実習後の学生の満足度に関するCustomer Satisfactionポートフォリオ分析~学内・学外対応の検討~ 熊本保健科学大学研究誌 16,29-38頁 (共著) |
36. |
2019/03 |
論文 |
実習におけるルーブリック評価の有用性-本学の実習の取り組みをもとに- リハビリテーション教育研究 (25),198-199頁 (共著) |
37. |
2018/05 |
論文 |
Are saving appearance responses typical communication patterns in Alzheimer's disease? PloS one 13(5),e0197468頁 (共著) |
38. |
2018/03 |
論文 |
言語聴覚士学生におけるレジリエンスと実習前後の不安との関係について 保健科学研究誌 (15),11-18頁 (共著) |
39. |
2018/03 |
論文 |
国家試験対策が学生の主体的学習に及ぼす影響について リハビリテーション教育研究 (24),218-219頁 (共著) |
40. |
2018/03 |
論文 |
臨床実習において教員の対応が必要な言語聴覚学専攻学生の特徴 リハビリテーション教育研究 (24),190-191頁 (共著) |
41. |
2017/04 |
論文 |
Why do people with dementia pretend to know the correct answer? A qualitative study on the behavior of toritsukuroi to keep up appearances Psychogeriatrics 17(6),377-381頁 (共著) |
42. |
2017/03 |
著書 |
これで解決!PT・OT・ST臨床実習まるごとガイド (共著) |
43. |
2016/12 |
論文 |
急性脳疾患の小児における嚥下機能の予後予測 日本摂食嚥下リハビリテーション学会誌 20巻(3号),124-131頁 (共著) |
44. |
2016/03 |
論文 |
見た目を考慮したソフト食が食味に与える影響について 保健科学研究誌 (13号),117-126頁 (共著) |
45. |
2015/03 |
論文 |
「失語症者の格助詞の誤りに関する考察~格助詞「ニ」を中心に~」 保健科学研究誌 (12号),91-100頁 (共著) |
46. |
2015/03 |
論文 |
失語症を伴ったForeign accent syndromeの1症例~音圧と基本周波数を指標とした検討~ 保健科学研究誌 (12号),83-89頁 (共著) |
47. |
2015/03 |
論文 |
遅延聴覚フィードバックによる非吃音者の吃音様症状発生における個体差の要因~前頭皮質の脳活動による検討~ 保健科学研究誌 (12号),75-82頁 (共著) |
48. |
2014/12 |
論文 |
急性期脳梗塞および脳出血における嚥下障害の予後予測(第2報)―追跡調査による経口摂取の予測式の確立― 日本摂食嚥下リハビリテーション学会誌 18巻(3号),229-238頁 (共著) |
49. |
2013/04 |
論文 |
急性期脳梗塞および脳出血における嚥下障害の予後予測―経口摂取の予測式― 日本摂食嚥下リハビリテーション学会誌 17巻(1号),3-12頁 (共著) |
50. |
2011/03 |
論文 |
【修士論文】
急性期脳血管障害患者における嚥下障害の予後予測 卒業論文 (単著) |
51. |
2011/03 |
論文 |
急性期脳血管障害における嚥下障害の予後予測 九州保健福祉大学研究紀要 12巻,163-169頁 (共著) |
5件表示
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全件表示(51件)
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■ 学会発表
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■ 受賞歴
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■ 受託研究・競争的資金
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社会活動・地域貢献 |
■ 所属学会
1. |
2007/04~ |
熊本県言語聴覚士会 |
2. |
2023/05~ |
∟ 会長 |
3. |
2011/05~ |
∟ 理事 |
4. |
2021/04~ |
∟ 財務部長 |
5. |
2011/05~2014/03 |
∟ 事業部長 |
6. |
2014/04~2023/05 |
∟ 事務局長 |
7. |
2007/04~ |
日本言語聴覚士協会 |
8. |
2021/12~ |
∟ 代議員 |
9. |
2007/06~ |
日本高次脳機能障害学会 |
10. |
2007/06~ |
日本嚥下障害臨床研究会 |
11. |
2007/08~ |
九州ブロック赤十字病院リハビリテーション学会 |
12. |
2011/04~ |
日本摂食・嚥下リハビリテーション学会 |
13. |
2011/06~ |
日本音声言語医学会 |
14. |
2012/10~ |
日本嚥下医学会 |
15. |
2013/09~ |
言語発達障害研究会 |
16. |
2013/09~2015/03 |
∟ 査読員 |
17. |
2014/09~ |
日本公衆衛生学会 |
18. |
2016/04~ |
日本神経心理学会 |
19. |
2018/01~ |
日本医療教授システム学会 |
20. |
2019/05~ |
熊本K-ABC研究会 |
21. |
2019/05~ |
∟ 事務局長 |
22. |
2019/05~ |
日本K-ABCアセスメント学会 |
23. |
2022/05~ |
日本リハビリテーション教育学会 |
24. |
2022/09~ |
日本ディサースリア臨床研究会 |
25. |
2023/04 |
∟ 理事 |
26. |
2022/09~ |
∟ 研修部ミニレクチャー実行委員会副委員長 |
5件表示
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全件表示(26件)
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■ 委員・役員等
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■ 講演等
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メッセージ |
■ 研究紹介
2023年に日本でレカネマブが承認され、認知症の治療が大きく変わろうとしています。しかしながら、それでもまだ、抗認知症薬による薬物治療やケアなどの介入が主な対応であることに変わりはありません。現時点で行われている治療の目的としては、いかにして本人の生活の質、QOLを維持し、認知症とともに生活をしていくのかということになります。この考え方は、Living well with dementiaと言われています。すわなち、認知症があってもサポートがあればその人らしい生活をおくることができる、またはサポートを受けることで家族の介護負担が減り、認知症を持つ本人とともに生活ができることを目指しています。認知症の中には明らかな物忘れはないものの、失語症といったことばの障害が最初に出現し困っている方がいます。私たち言語聴覚士は、そのような方々に評価やトレーニングの提案ができる専門職です。私はそのような方々と関わる機会に恵まれ、少しでもことばの障害でお困りの方の一助になれればと思い、地域の先生方とともに臨床研究を行っています。
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■ 活動紹介
みなさんは、9月1日が「言語聴覚の日」であることをご存知でしょうか。「言語聴覚の日」とは、1997年9月1日に言語聴覚士法が施行されたのを記念して、言語聴覚障がいの啓発を目的に設けられた日です。言葉の障がいは、目に見えないため周囲から理解されにくく、辛い思いの方がたくさんおられます。また、何らかの言葉の問題を抱えながらも、「どこに相談していいのかわからない」、「近くに言語聴覚士がいない」など、指導や支援を受けられない方も少なくありません。そこで、熊本県言語聴覚士会では、一人でも多くの方々に「言葉の障がい」について知って頂き、言語聴覚療法の場が増えるよう、毎年「言語聴覚の日」を開催しております。毎年、9月頃に、路上イベントや講演会、映画上映などを企画しております。ご興味のある方は、是非ともふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。
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