(最終更新日:2024-02-04 17:20:16)
  イケザキ ヒロト   Hiroto Ikezaki
  池嵜 寛人
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻
   職位  准教授
基本情報
■ 専門分野
高次脳機能障害, 嚥下障害 (キーワード:認知症、予後予測) 
■ 最終学歴
熊本大学大学院 医学教育部 神経精神医学分野 博士課程単位取得満期退学 熊本大学で博士の学位授与 (乙博医第1023号)
■ 保有学位
1. 博士(医学)
■ 免許・資格
1. 言語聴覚士
2. 臨床神経心理士
3. ADAS-COG-J認定
研究業績
■ 研究テーマ
1. 言語聴覚士自己効力感尺度の開発
2. アルツハイマー病におけるIADLと神経心理学的検査の関連
3. 嚥下障害の予後予測
4. 高次脳機能障害者の復職支援
■ 著書・論文等
1. 2020/04 論文  Relationship between executive dysfunction and neuropsychiatric symptoms and impaired instrumental activities of daily living among patients with very mild Alzheimer's disease International Journal of Geriatric Psychiatry 1-11頁 (共著) Link
2. 2023/12/15 論文  言語聴覚士養成課程の学生と若手言語聴覚士における自己効力感の比較 言語聴覚研究 20(4),320-326頁 (共著) 
3. 2023/05/01 論文  言語聴覚士国家試験問題における出題項目の傾向分析 リハビリテーション教育研究 (29) (単著) 
4. 2022/03/15 論文  言語聴覚士自己効力感尺度の開発 言語聴覚研究 19(1),25-34頁 (共著) 
5. 2022/03 論文  計量テキスト分析による言語聴覚士国家試験問題の分析 熊本保健科学大学研究誌 19,39-50頁 (共著) 
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■ 学会発表
1. 2024/01/27 言語聴覚士養成課程の学生におけるOSCE・臨床実習の成績と自己効力感との関連性(第12回日本言語聴覚士協会九州地区学術集会大分大会)
2. 2023/06/23 言語聴覚士養成課程の学生における臨床実習前の客観的臨床能力試験と自己効力感との関連性(第24回日本言語聴覚学会)
3. 2023/01/29 「言語聴覚士法」成立後の新聞記事分析―言語聴覚士関連記事の経年変化と関連職種との比較―(第11回日本言語聴覚士協会九州地区学術集会熊本大会)
4. 2022/06/25 学生と若手言語聴覚士における言語聴覚士自己効力感尺度の下位項目の比較(第23回日本言語聴覚学会)
5. 2021/06/19 言語聴覚士自己効力感尺度の開発(第1報)―項目の検討―(第22回日本言語聴覚学会)
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社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 2007/04~ 熊本県言語聴覚士会
2. 2023/05~ ∟ 会長
3. 2011/05~ ∟ 理事
4. 2021/04~ ∟ 財務部長
5. 2011/05~2014/03 ∟ 事業部長
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■ 委員・役員等
1. 2023/05/25~ 一般社団法人熊本県言語聴覚士会 会長
2. 2011/05~ 一般社団法人熊本県言語聴覚士会 理事
3. 2021/12/14~ 一般社団法人日本言語聴覚士協会 代議員
4. 2023/04/01~ 日本ディサースリア臨床研究会 理事
5. 2022/09/16~ 日本ディサースリア臨床研究会 研修部ミニレクチャー実行委員会副委員長
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■ 講演等
1. 2024/01/19 ごく軽度のアルツハイマー病患者における遂行機能障害・精神症状とIADLとの関連性
2. 2023/09/29 失語症の理解のために(熊本市)
3. 2023/09/22 嚥下障害の予後予測:口から食べる未来を見通したかかわり(熊本市)
4. 2023/08/27 「人生100年時代」を生き抜くために知っておきたい嚥下障害や認知症について(熊本市)
5. 2019/11/04 言語聴覚士養成課程におけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習~障がいの有無に関わらない支援~(熊本)
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メッセージ
■ 研究紹介
みなさんは、病院で鼻からチューブを入れている人を見たことがあるでしょうか。一般の方が言っている「鼻からのチューブ」とは、主に医療現場で用いられる経鼻胃管または経鼻腸管のことをさします。これは、口から食べることが叶わない方でも栄養を取ることができるように用いられています。しかし、「鼻からのチューブ」は、一般の方からすると負のイメージが強いようです。そのため、医療現場では、ご家族から「この管はいつとれますか」との質問を受けることが多々あります。私は、その問いに対して、具体的にいつ頃「鼻からのチューブ」が抜けるのか、抜けるためにはどのような点に働きかけることが良いのかを研究しています。このような研究をはじめたきっかけは、脳卒中などの病気にかかり、将来に対する不安や焦りでいっぱいの患者さんやご家族に対して、少しでも希望を持っていただきたい、また、世の中でリハビリテーションを行う多くの言語聴覚士に自信を持って患者さんの将来のことを患者さんやご家族に説明してほしいという願いからはじめています。
■ 活動紹介
みなさんは、9月1日が「言語聴覚の日」であることをご存知でしょうか。「言語聴覚の日」とは、1997年9月1日に言語聴覚士法が施行されたのを記念して、言語聴覚障がいの啓発を目的に設けられた日です。言葉の障がいは、目に見えないため周囲から理解されにくく、辛い思いの方がたくさんおられます。また、何らかの言葉の問題を抱えながらも、「どこに相談していいのかわからない」、「近くに言語聴覚士がいない」など、指導や支援を受けられない方も少なくありません。そこで、熊本県言語聴覚士会では、一人でも多くの方々に「言葉の障がい」について知って頂き、言語聴覚療法の場が増えるよう、毎年「言語聴覚の日」を開催しております。毎年、9月頃に、路上イベントや講演会、映画上映などを企画しております。ご興味のある方は、是非ともふるってご参加くださいますようお願い申し上げます。