(最終更新日:2024-09-26 21:38:30)
  ミズモト ゴウ   Go Mizumoto
  水本 豪
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 共通教育センター
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻
   職位  教授
基本情報
■ 専門分野
言語学 (キーワード:言語障害,言語獲得,高次脳機能,単語属性・文字属性) 
■ 最終学歴
九州大学大学院 人文科学府 博士後期課程 修了
■ 保有学位
1. 学士(文学) 愛媛大学
2. 修士(人文科学) 愛媛大学
3. 修士(文学) 九州大学
4. 博士(文学) 九州大学
■ Researchmapリンク
1. Researchmap(水本豪)Link
研究業績
■ 研究テーマ
1. 脳損傷者の言語運用
2. 言語運用に及ぼす語彙特性・文字特性の影響
■ 著書・論文等
1. 2024/09 論文  吃音者に認められる社交不安の状態と自然で無意識な発話への遡及的アプローチの効果 言語聴覚研究 21(3),236-243頁 (共著) 
2. 2024/05 論文  作業療法士養成課程の非同期型遠隔授業における自己調整学習方略支援を目的とした教育介入効果の検証 作業療法の実践と科学 6(2),26-37頁 (共著) 
3. 2024/03 論文  「刺激の貧困」と養育者の言語入力に関する一考察:日本語の副詞と語順についての予備的検討 福岡言語学会50周年記念論文集(武内梓朗ほか編、開拓社) 506-518頁 (共著) 
4. 2024/03 論文  医療系大学教職員を対象としたモデルナ社製新型コロナワクチン複数回接種による抗体獲得の評価 熊本保健科学大学研究誌 (21),13-24頁 (共著) 
5. 2023/09 論文  文字属性・単語属性に基づく書字障害の検討-送り仮名を伴う読みを提示した際に熟語を想起して正答した頭頂葉性純粋失書の一例- 言語聴覚研究 20(3),148-155頁 (共著) 
■ 学会発表
1. 2024/01/27 多言語話者の失語症の一例(第12回 日本言語聴覚士協会 九州地区学術集会 大分大会)
2. 2023/12/09 OSCEと臨床実習が自己効力感に与える影響~言語聴覚士養成課程の学生において~(令和5年度熊本県言語聴覚士会学術研究会)
3. 2023/06/23 言語聴覚士養成課程の学生における臨床実習前の客観的臨床能力試験と自己効力感との関連性(第24回日本言語聴覚学会)
4. 2023/01/29 超音波検査による嚥下関連筋評価の画像解析の信頼性について(第11回日本言語聴覚士協会 九州地区学術集会 熊本大会)
5. 2023/10/29 相貌失認に対する訓練による固視の変化(第47回日本高次脳機能障害学会)
■ 受託研究・競争的資金
1. 2022/04~2025/03  脳損傷者の言語処理に関する実証的研究:特異的な言語運用とその背景要因の検討 基盤研究(C) 
2. 2021/04~2025/03  吃音児が合併する社交不安への早期介入のための指標の作成とシステムの構築 基盤研究(C) 
3. 2018/04~2023/03  言語障害児・者を対象とした包括的言語検査に基づいた認知神経心理学的評価基準の開発 科学研究費補助金 基盤研究(B) 
4. 2018/04~2022/03  脳損傷者の言語処理方略とその背景要因に関する研究 科学研究費補助金 基盤研究(C) 
5. 2017/04~2021/03  重症化した吃音児・者の感情および情動に対する支援法の構築と展開 基盤研究(C) 
社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 2003/04~ 日本言語学会
2. 2006/01~ 日本認知科学会
3. 2010/06~ 日本神経心理学会
4. 2011/07~ 日本音声言語医学会
5. 2011/07~ 日本高次脳機能障害学会
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■ 委員・役員等
1. 2019/07/06~2019/07/07 第19回発達性ディスレクシア研究会 大会長
■ その他
1. 2017/03~2017/03 文理解をめぐる諸問題~日本語文法からワーキングメモリの話まで~
2. 2015/08~2015/08 言語発達をとらえるための言語学・心理学
3. 2014/09~2014/09 構音指導につなげる音声学
4. 2013/08~2013/08 今だから、日本語再入門
5. 2012/08~2012/08 はじめての音声学
全件表示(6件)
メッセージ
■ 授業紹介
ST1年次の「音声学」では、普段何気なく使っている日本語の発音のしくみについて考えていきます。わたしたちは、日本語を自由に話すことができますが、そのしくみについて知っているかと言われれば決してそうではありません。たとえば、「新聞紙(しんぶんし)」ということばについて、「ん」が2回使われていますが、実は、この2つの「ん」の発音は全く違います。じゃあ、どのように違っているのか、どういうときにどういう発音をするのか、そういったことを「音声学」の講義で学びます。
■ 研究紹介
私は、「人」が好きです。そして、私の仕事は、「人を科学する」ことです。もう少し言えば、人間の心や脳のはたらきを様々な視点から探ることで「人間」を理解しようとする研究に従事しています。特に私は「ことば」から人間の心のはたらきを知ろうと、日々いろいろな調査やデータの解析を行っています。人間の「ことば」や「こころ」には、まだまだ不思議が一杯。そんな「ことば」や「こころ」の不思議を見逃さず、ふと立ち止まって考える、そこから「人を科学する」学問の扉が開かれていきます。そしてその先には学問領域を越えた広い世界があり、様々な人と出会うことができるのです。