(最終更新日:2023-12-12 10:28:22)
  ナカハラ カズミ   Kazumi Nakahara
  中原 和美
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位  准教授
基本情報
■ 専門分野
リハビリテーション科学 (キーワード:高齢者ボランティア、介護予防、認知症予防) 
■ 最終学歴
長崎大学大学院医歯薬学総合研究科
■ 保有学位
1. 博士(医学)
2. 医療経営・管理学修士(専門職)
3. 修士(人間環境学)
4. 学士(保健衛生学)
5. 準学士
■ 免許・資格
1. 理学療法士
2. 専門理学療法士(生活環境支援理学療法)
3. 介護支援専門員
研究業績
■ 研究テーマ
1. TUG manualを活用した転倒の予測と認知機能の推定
2. peer-led介護予防教室の効果
■ 著書・論文等
1. 2023/02/14 論文  Development of a Data Platform for Monitoring Personal Health Records in Japan:
The Sustaining Health by Integrating Next-generation Ecosystems (SHINE) Study PLoS One 18(2),pp.e028151 (共著) 
2. 2021/03/31 論文  多職種連携チームによるゲーム課題を主とした認知症予防プログラムの開発と短期的効果の検討 作業療法研究くまもと 7,45-49頁 (共著) 
3. 2020/11/11 論文  Association between self-reported walking speed and calcaneal stiffness index in postmenopausal Japanese women BMC Geriatrics 20(466) (共著) 
4. 2020/03 論文  本学におけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習について 保健学研究誌 17,105-113頁 (共著) 
5. 2019/07 論文  地域在宅高齢者における転倒恐怖感と日常生活活動との関連 日本公衆衛生雑誌 66(7),341-347頁 (共著) 
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■ 学会発表
1. 2021/12/04 コロナ禍の遠隔OSCEの実施と教員間及び教員・学生自己評価の一致性の検討(第10回日本理学療法教育学会学術大会)
2. 2019/12/14 高齢者組織を活用した介護予防活動展開の課題―A県単位老人クラブのアンケート結果から―(第6回日本地域理学療法学会学術大会)
3. 2019/11/24 Cognitive frailty予防のための多職種連携複合プログラムの効果検証(第23回熊本県理学療法士学会)
4. 2019/11/07 Dementia prevention recreation program devised by collaborations among a team of experts-From the nursing perspective-(International Conference of the 40th Anniversary of AMS-KKU Foundation in Conjunction with the 4th Allied Health Sciences)
5. 2019/08/30 本学におけるクリニカル・クラークシップ型臨床実習について(全国リハビリテーション学校協会 第32回教育研究大会・教員研修会)
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■ 受託研究・競争的資金
1. 2020/04~2023/03  ICTプラットフォーム構築による介護予防サービスの実証フィールドの開発研究 競争的資金等の外部資金による研究 
2. 2019/04~2022/03  地域互助機能を活用した介護予防活動の身体的・心理社会的効果と医療経済的効用 若手研究 
3. 2018/02~2019/03  Cognitive frailty予防のための多職種連携介入プログラムの効果検証 競争的資金等の外部資金による研究 
4. 2013/04~2017/03  地域在住高齢者に対するTUG manualを用いた転倒予測の可能性の検討 若手研究(B) 
5. 2012/04~2013/03  地域在住高齢者を対象としたTUG manualによる認知機能の測定について 競争的資金等の外部資金による研究 
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社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 1998/04~ 日本理学療法士協会
2. 2005/04~ 地域リハビリテーション研究会
3. 2017/04~ 日本公衆衛生学会
4. 2017/12~2019/03 日本認知症ケア学会
■ 委員・役員等
1. 2017/04/01~ 熊本県理学療法士協会
2. 2007/04/01~2017/03/31 長崎県理学療法士協会
3. 1997/04~ 日本理学療法協会
4. 1997/04~2007/03/31 福岡県理学療法士会
■ 講演等
1. 2023/12/07 健康寿命を延ばす運動・活動
2. 2023/06/08 Health promotion and rehabilitation in elderly(Northeastern Science Park, Khon Kaen University and Zoom meeting)
3. 2021/12/10 フレイル予防のための運動について(熊本市)
4. 2021/09/07 いきいき健康生活~つながることでイキイキと~(菊池市(熊本県))
5. 2019/12/11 人づきあいの一工夫~つながることで生き生きと~(熊本市)
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■ その他
1. 2008/04~2010/04 長崎市介護予防ボランティア研修会 講師
2. 2008/04~2017/03 長崎市介護予防事業 運動指導 講師
3. 2008/04~2017/03 長崎地域リハビリテーション広域支援センター 運営委員
4. 2008/03~2010/04 長崎県すこやか長寿財団転倒予防体操普及推進事業 講師
メッセージ
■ メッセージ
熊保大で理学療法士を目指すみなさんへ

理学療法士を目指すみなさん、全国で多々ある養成校の中から本学に興味を持っていただいてありがとうございます。
10~20年後、人工知能やロボットで代替される可能性が高いという職業がオックスホード大学の研究で報告されています。理学療法士は高い専門性と知的創造性を必要とするため、将来も職業としてなくなるかもしれない47%には含まれていませんでした。しかし、これは「専門性」と「知的想像力」を評価されてのことです。言われたことや決まったことをただするだけであれば、今後は47%の中に入ってしまうかもしれません。
大学では理学療法士になるための専門的な勉強はもちろんですが、さまざまなことを経験して欲しいと思います。4年間の貴重な経験はきっと将来、必要とされる理学療法士になるために必要なヒントを与えてくれると思います。
■ 研究紹介
地域で生活されている高齢者を対象とした運動介入の効果を研究しています。地域では様々な高齢者が生活されています。そのような方を対象に少しでも長く、住み慣れた地域でいきいきと自分らしい生活を送ることができるように、介護状態をならないようにするにはどのような運動や関わりが必要であるかを調べています。また、既に障がいや病気をお持ちの方であっても、障がいや病気が悪くなることを予防することは非常に大切なことです。そのためには、対象となる方の心身の状態に応じた運動や活動を提供することが重要です。そのためにはリハビリテーションの専門職だけではなく、地域にある資源や住民の皆さんの持っている力を活用することによって、効率よく、心身の状態を維持・向上できるように研究成果を活用しています。