基本情報 |
■ 専門分野
情報工学 (キーワード:情報工学、e-Learning、情報教育)
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■ 最終学歴
九州工業大学大学院生命体工学研究科脳情報専攻 博士後期課程 修了
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■ 保有学位
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■ 免許・資格
1.
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初級システム アドミニストレータ
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2.
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基本情報処理技術者
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■ メールアドレス
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研究業績 |
■ 研究テーマ
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■ 著書・論文等
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社会活動・地域貢献 |
■ 所属学会
1. |
2004/10~ |
日本医療情報学会 |
2. |
2016/04~ |
日本臨床検査学教育協議会 |
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メッセージ |
■ 授業紹介
私は主に情報関係の講義・演習を担当しています。医療系の大学で情報関係と言うと疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。確かに医療系の大学で情報関係の講義・演習はメインストリームではありません。しかし、医療現場では電子カルテの導入など着々と情報化が進んでいます。そこで情報関係の講義・演習を通して現代の情報化著しい医療現場についていける知識と技術を身に着けて欲しいと考えています。まず1年次の「現代情報リテラシー」ではコンピュータの基本的な操作を学び、実践力を身に着けることを目的にしています。そして同じく1年次の「情報活用学」ではコンピュータによるデータ処理技術をさらに有益なものにするため、現代情報リテラシーから一歩踏み込んだ関連知識・技術の活用法について学習します。3年次の「検査情報システム学」では通信ネットワークに関する知識を基盤に、検査情報処理システム、オーダリングシステムのプロセスおよび内容について学習します。さらに、病院内情報システムにとどまらず医療情報システムについても言及します。このように本学在学中に情報関連の深い知識と確かな技術を身に着けることが出来るような授業を行っています。
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■ メッセージ
在学生のみなさんへ
皆さんは「data:データ」と「information:情報」の違いが分かりますか?dataは客観的な事実を数値や図形などで表した資料のことです。そしてinformationとは、そのdataを基に加工された資料です。つまり意味のあるdataがinformationになります。そのためdataをinformationにするには、つまりdataに意味を持たせるには豊かな知識を基にした考察が必要となります。皆さんの多くは将来医療現場で働き、患者様に対して様々な検査・測定を行うことになります。確かな技術による検査・測定で得られた結果はまだdataです。優秀な医療従事者とはそのdataを患者様の治療に役立つinformationに加工することが出来る人のことです。そのためには前述のように豊かな知識が必要となります。勉強し技術・知識を身に着けることは厳しく、辛い時もあります。しかし、本学には皆さんを全力で支える教職員が揃っています。困ったときはいつでも遠慮なく教職員を頼って下さい。我々教職員は皆さんが在学中から能動的に学習し、豊かな技術・知識を身に着けdataを得るだけでなく、informationを発信できる優秀な医療従事者になることを期待しています。
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