(最終更新日:2024-02-13 14:33:26)
  ドイ アツシ   Atsushi Doi
  土井 篤
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科理学療法学専攻
   熊本保健科学大学大学院  保健科学研究科 保健科学専攻
   職位  教授
基本情報
■ 専門分野
神経科学, 人間医工学, 健康スポーツ科学, 疼痛学, 神経薬理学, 神経生理学、電気生理学 (キーワード:神経生理学、電気生理学、リハビリテーション科学、疼痛学) 
■ 最終学歴
九州大学大学院 医学研究院 細胞システム生理学 博士課程修了
■ 保有学位
1. 修士(経営学)
2. 博士(医学)
■ メールアドレス
  kyoin_mail
研究業績
■ 研究テーマ
1. やるきを高める運動療法、物理療法及び薬物療法の併用による効果検証
2. 坐骨神経損傷に対する新規治療の確立
3. 線維筋痛症モデル動物を用いた運動療法、物理療法及び薬物療法の中枢神経効果への影響を検証する
4. 経頭蓋磁気刺激を用いた中枢疲労の評価
5. ヒトの中枢性疲労の評価と介入効果の検証
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■ 著書・論文等
1. 2023/06/30 論文  Whole body vibration accelerates the functional recovery of motor nerve components in sciatic nerve-crush injury model rats
(学部生の卒業研究) Journal of Exercise Rehabilitation 19(3),pp.In press (共著) 
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2. 2023/05/20 論文  Short-term collagen nerve wrapping facilitates motor and sensory recovery from nerve degeneration in a sciatic nerve injury rat model
(佐賀大学 医学部 整形外科学教室との共同研究) Journal of Pain Research 16,pp.1683-1695 (共著) 
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3. 2022/07/27 論文  線維筋痛症に対する有酸素運動のもつ鎮痛効果検証 日本運動器疼痛学会誌  (共著) 
4. 2020/10 論文  Free gait in a shallow pool accelerates recovery after exercise in model mice with fibromyalgia 2020; 16(5): 398-409
(指導大学院生との共同研究) Journal of Exercise Rehabilitation  (共著) 
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5. 2020/09 論文  Excessive exercise induces cardiac arrhythmia in a young fibromyalgia mouse model September 30, 2020
(指導大学院生との共同研究) PLOS One  (共著) 
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■ 学会発表
1. 2023/11/26 貴方は理学療法士として将来どのようなキャリアプランを考えていますか? ~その選択肢としての海外留学情報について~(九州理学療法士学術大会2023 in 熊本)Link
2. 2023/07/08 坐骨神経挫滅傷害に対する全身振動刺激がもたらす筋萎縮改善効果の検証(第176回熊本リハビリテーション研究会)Link
3. 2023/07/08 坐骨神経挫滅傷害に対する全身振動刺激は坐骨神経運動成分に働きかける(第176回熊本リハビリテーション研究会)Link
4. 2023/01/13 坐骨神経挫滅モデル動物に対する神経被覆は、坐骨神経運動成分の回復を促進するかもしれない。(九州整形外科疼痛懇話会)
5. 2022/12/04 新型コロナウイルスで通所リハビリを自粛した 利用者のTimed Up & Go Testの変化と運動習慣 の関連(第9回日本地域理学療法学会学術大会)
全件表示(89件)
■ 受賞歴
1. 2002/09 第2回神経科学合同セミナー (於 レイクサイドホテル久山 福岡)ベストプレゼンテーション賞を受賞 (ラット大脳皮質第一次体性感覚野からのIn Vivo Patch-Clamp記録法の開発)
2. 2001/04 日本理学療法士協会 2001年度 日本理学療法士協会 特別奨学生
3. 2000/04 日本理学療法士協会 2000年度 日本理学療法士協会 特別奨学生
4. 1999/04 日本理学療法士協会 1999年度 日本理学療法士協会 特別奨学生
5. 1998/04 日本理学療法士協会 1998年度 日本理学療法士協会 特別奨学生
■ 受託研究・競争的資金
1. 2023/04~2025/03  半側空間無視への運動介入と機能回復に関わる脳内機構の多面的研究 基盤研究(C) 研究代表者 
2. 2023/04~2025/03  半側空間無視への運動介入と機能回復に関わる脳内機構の多面的研究 その他の補助金・助成金 
3. 2020/04~2022/03  圧挫した坐骨神経に被覆する神経再生誘導チューブの効果を促進する介入刺激方法の検討 (研究代表者) その他の補助金・助成金 
4. 2019/04~2022/03  線維筋痛症に対する振動刺激の疼痛緩解作用と中枢神経メカニズムの解明 基盤研究(C) 研究代表者 
5. 2018/04~2020/03  線維筋痛症に対して運動療法が及ぼす機能改善機構の研究 (研究代表者) その他の補助金・助成金 
全件表示(7件)
社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 2000/01~ 北米神経科学会(Society for Neuroscience)
2. 2015~ アメリカニューロリハビリテーション学会
3. 2015/04~ 日本リハビリテーション医学会
4. 2015/04~ 日本運動器疼痛学会
5. 2016/04~ 日本ペインリハビリテーション学会
■ 委員・役員等
1. 2019/01/01~ 日本ペインリハビリテーション学会 代議員
2. 2017/04/01~ 日本運動器疼痛学会 代議員(広報委員会委員)
メッセージ
■ メッセージ
在学生のみなさんへ

在学生の皆さんは意外と知らないかもしれませんが、本大学には種々なバックグラウンドを持ち、専門性の高い研究を行っている教員が沢山居ります。私も国内の色々な医療系大学を見聞きしておりますが、本学のように教員間で壁が無く、且つ質の高い研究を行っている地方私立大学も珍しいのではないかと考えております。勿論、研究のみならず些細な事でも構いませんので、気軽に遊びに来てください。参考になるアドバイスをすることができると信じております。
■ 研究紹介
私は神経生理学という分野の研究をしています。皆さんの脳内には沢山の細胞や神経の線維が張り巡らされていますが、それらは最終的に身体を動かしたり、ものを感じたりする神経の活動に関係します。私の研究方法としては、音楽鑑賞に用いられるようなアンプを使い、動物の運動や感覚神経から神経の活動を直接観察します。それに加えて、動物で起こった現象がどのようにヒトの脳内で働いているのかを比較しながら研究を進めようとしているところです。