基本情報 |
■ 専門分野
発達心理学、発達障害 (キーワード:言語発達障害、早産、コミュニケーション行動)
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■ 最終学歴
大阪大学大学院 人間科学研究科 博士後期課程 修了
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■ 保有学位
1.
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学士(人間科学)
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2.
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修士(人間科学)
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3.
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博士(人間科学)
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■ 免許・資格
1.
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言語聴覚士 免許
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2.
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臨床発達心理士 資格
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研究業績 |
■ 研究テーマ
1.
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言語発達障害児における対人相互交渉の特徴
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2.
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低出生体重児における発達障害様の行動特性
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■ 著書・論文等
1. |
2023/12/30 |
著書 |
言語聴覚士国家試験マスターノート 227-255頁 (共著) |
2. |
2023/12/10 |
著書 |
最新言語聴覚学講座 言語発達障害学 1-26頁 (共著) |
3. |
2023/12 |
論文 |
聴覚情報処理障害(APD)を疑う4症例に対する評価 20(4),327-334頁 (共著) |
4. |
2023/04/14 |
論文 |
Questionnaire survey on the conceptual framework, optimal evaluation, and support measures for children's language disorders in Japan using the Delphi method Laryngoscope investigative otolaryngology 8(3),pp.763-774 (共著) |
5. |
2023/03/15 |
論文 |
自閉スペクトラム症のある学生に対する臨床実習における合理的配慮-デルファイ法による検討- 言語聴覚研究 20(1),26-34頁 (共著) |
6. |
2022/10/25 |
著書 |
よくわかる!言語発達障害の臨床 (単著) |
7. |
2022/03/01 |
論文 |
「言語発達臨床教育研究室(ことばの相談室)」報告~5年間のあゆみ~ 熊本保健科学大学研究誌 19(1),129-138頁 (共著) |
8. |
2022/03/01 |
論文 |
オンラインによるリッカムプログラムの実施で改善を認めた幼児吃音の1例 熊本保健科学大学研究誌 (19),87-96頁 (単著) |
9. |
2021/03/01 |
著書 |
標準言語聴覚学 言語発達障害学第3版 282-289頁 (共著) |
10. |
2020/09 |
著書 |
言語聴覚士ドリル+ 言語発達障害 (単著) |
11. |
2020/07 |
論文 |
Eye movements and attention of very low birthweight children during single word reading Journal of Developmental and Physical Disabilities 32,pp.1-20 (共著) |
12. |
2020/03 |
論文 |
学齢期の超低出生体重児における認知機能の特徴とビタミンE投与の効果 熊本保健科学大学研究誌 17,71-82頁 (共著) |
13. |
2019/11 |
論文 |
音声表出デバイスとしてiPad®を用いたコミュニケーション指導 言語発達障害研究 17(1),12-22頁 (共著) |
14. |
2018/12 |
著書 |
明日からの臨床・実習に使える言語聴覚障害診断 小児編 (単著) |
15. |
2018/04 |
論文 |
極低出生体重児の社会的相互交渉における視線行動 コミュニケーション障害学 35(1),1-10頁 (共著) |
16. |
2017/06 |
論文 |
Cognitive Correlates of Japanese Language (Hiragana) Reading Abilities among School-Aged very Low Birth Weight Children Journal of Educational and Developmental Psychology 7(2),pp.33-42 (共著) |
17. |
2016/06 |
論文 |
8~9歳齢極低出生体重児における注意機能 言語聴覚研究 13(2),68-76頁 (共著) |
18. |
2016/01 |
論文 |
極低出生体重児の学齢期における発達障害様の行動特性と注意機能 博士論文 (単著) |
19. |
2015/08 |
論文 |
極低出生体重児の読み能力とその特徴 コミュニケーション障害学 32(2),109-115頁 (共著) |
20. |
2015/04 |
論文 |
Gaze Fixation and Receptive Prosody among Very-Low-Birth Weight Children. International Journal of Psychology and Behavioral Sciences 5(2),pp.62-70 (共著) |
21. |
2012/01 |
論文 |
自閉症スペクトラム障害児のプロソディと視線理解 修士論文(大阪大学) 1-191頁 (単著) |
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■ 学会発表
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■ 受託研究・競争的資金
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社会活動・地域貢献 |
■ 所属学会
1. |
2010/04~ |
日本発達心理学会 |
2. |
2010/04~ |
日本コミュニケーション障害学会 |
3. |
2017/04~ |
日本音声言語医学会 |
4. |
2019/07 |
日本K-ABCアセスメント学会 |
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■ 委員・役員等
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■ 講演等
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■ その他
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メッセージ |
■ メッセージ
子どもSTのこと
子どもにかかわる仕事というと、どのような職業を思い浮かべるでしょうか?学校の教員、保育士、体操教室やプールのインストラクター・・・。たくさんの仕事がありますが、実は言語聴覚士も子どもにかかわる仕事です。ことばの発達が遅れている子どもや上手に発音ができない子どもなど、支援を必要とする子どもはたくさんいるのですが、まだまだ子どもにかかわる言語聴覚士の数が足りていません。
子どもにかかわる仕事の中でも言語聴覚士に独特なことは、ひとりひとり違う個性のある子どもたちを、ひとりひとり異なる方法で丁寧にかかわることができるということです。苦手だったコミュニケーションへの自信を取り戻し、成長する姿を実感することができるとてもやりがいのある仕事です。子どもたちの味方になれる学生の皆さんと共に学べることを楽しみにしています。
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■ 研究紹介
コミュニケーションをとるために必要なことは何か、ということについて研究しています。コミュニケーション能力が高い人とはどんな人のことでしょうか?話題が豊富な人、機転が利く人、共感能力が高い人のような能力的なことも必要でしょうし、相手の目を見て話すことや相槌を打つといった技術的なことも必要でしょう。言語発達に障害のある子どもはこれらの中でどういう点につまずきがあるのかを調べています。
また、コミュニケーションは話し手と聞き手がいて成立します。この二人のコンビネーションも大切です。言語発達に障害のある子どもと話をする相手がどのような工夫をすれば、コミュニケーションを豊かにできるのかについても興味を持っています。例えば、親子のやり取りを観察することを通して、コミュニケーションを支援する方法のヒントが隠されているかもしれません。
このような研究を通して、言語発達に障害のある子どもたちやその家族が楽しくコミュニケーションできるようになることを期待しています。
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