基本情報 |
■ 専門分野
実験心理学, リハビリテーション科学, 認知科学 (キーワード:高齢者、発達障害、運動イメージ、脳血管疾患、高次脳機能障害、バーチャル・リアリティ)
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■ 最終学歴
熊本大学大学院 社会文化科学教育部 博士後期課程修了
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■ 保有学位
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■ 免許・資格
1.
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作業療法士
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2.
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認定作業療法士
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3.
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臨床実習指導認定者
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4.
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福祉住環境コーディネーター2級
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研究業績 |
■ 研究テーマ
1.
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身体障害(脳血管障害、高次脳機能障害)の機能回復に関する研究
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2.
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若齢者や高齢者の運動イメージ能力やバーチャル・リアリティ(VR)介入に関する研究
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3.
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発達障害(ADHD, ASD, LD)児の認知機能の特性や支援に関する研究
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■ 著書・論文等
1. |
2024/12 |
論文 |
臨床実習における作業療法学生の高次脳機能障害に対する理解・実践能力の自己評価(印刷中) 作業療法 43 (共著) |
2. |
2024/03 |
論文 |
医療系大学教職員を対象としたモデルナ社製新型コロナワクチン複数回接種による抗体獲得の評価 熊本保健科学大学研究誌 (21),13-24頁 (共著) |
3. |
2024/02 |
論文 |
Association between visuo-spatial working memory and gait motor imagery Human Movement Science 94 (共著) |
4. |
2023/12 |
論文 |
失語症者における動詞の理解力―多義性を親密度の視点から評価して― 敬心・研究ジャーナル 7(2),13-19頁 (共著) |
5. |
2023/03 |
論文 |
作業療法学生における高次脳機能障害の理解度と実践能力―臨床実習前学生を対象としたアンケート調査― 作業療法研究くまもと 8(1),41-46頁 (共著) |
6. |
2023/03 |
論文 |
視線に対する箸先教示の有無が健常成人の箸操作能力に与える影響 作業療法研究くまもと 8(1),47-51頁 (共著) |
7. |
2023/02 |
論文 |
自閉スペクトラム症児における他者評定の相違—保護者と支援者間の比較― 作業療法 42(1),52-59頁 (共著) |
8. |
2022/03 |
論文 |
運動イメージ能力の個人差とリハビリテーション 熊本保健科学大学研究誌 (19),19-30頁 (単著) |
9. |
2022/03 |
論文 |
歩行運動イメージの加齢変化―実際運動能力の個人差との関連性― 人文科学論叢 (3),45-59頁 (共著) |
10. |
2021/11 |
論文 |
Association of executive function capacity with gait motor imagery ability and PFC activity: An fNIRS study Neuroscience Letters 766 (共著) |
11. |
2021/07 |
論文 |
バーチャルリアリティにおける移動と多感覚情報処理 理学療法ジャーナル 55(7),752-758頁 (共著) |
12. |
2021/03 |
論文 |
コロナ時代の臨床実習再考 作業療法研究くまもと 7(1),27-39頁 |
13. |
2021/03 |
論文 |
歩行運動イメージの個人差とその神経基盤に関する研究― 高齢者のリハビリテーションに向けて ― 学位論文(博士) (単著) |
14. |
2021/03 |
論文 |
慢性期における半側空間無視の残存と介入の可能性 作業療法研究くまもと 7(1),50-55頁 (共著) |
15. |
2021/01 |
論文 |
Changes in prefrontal cortical activation during motor imagery of precision gait with age and task difficulty Behavioural Brain Research 399 (共著) |
16. |
2020/01 |
論文 |
Activity in the prefrontal cortex during motor imagery of precision gait: an fNIRS study Experimental Brain Research 238(1),pp.221-228 (共著) |
17. |
2019/08 |
著書 |
作業療法ってすばらしい~熊本の未来を担う作業療法士の活躍~ 熊本保健科学大学ブックレット07 39-56頁 (共著) |
18. |
2019/08 |
論文 |
高齢者のもつ運動イメージ―質問紙調査法JMIQ-Rとポインティング課題の比較― 認知心理学研究 17(1),27-36頁 (共著) |
19. |
2019/03 |
論文 |
若齢者における歩行運動イメージの特徴 電子情報通信学会技術研究報告 118(493),33-36頁 (共著) |
20. |
2018/03 |
論文 |
高齢者における運動イメージ能力と運動機能の関係 学位論文(修士) (単著) |
21. |
2017/03 |
論文 |
リハビリテーションにおける運動イメージ評価ツールの検討―Visual Analogue Scaleを用いて― 作業療法研究くまもと 5(1),47-54頁 (単著) |
22. |
2013/03 |
論文 |
高次脳機能障害者と家族の生活実態調査報告~当事者と家族間の認識の差について~ 作業療法研究くまもと 3(1),25-27頁 (共著) |
23. |
2013/03 |
論文 |
座談会「高次脳機能障害を生きる」 作業療法研究くまもと 3(1),14-18頁 (共著) |
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■ 学会発表
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■ 受賞歴
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■ 受託研究・競争的資金
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社会活動・地域貢献 |
■ 所属学会
1. |
~ |
日本作業療法士協会 |
2. |
~ |
熊本県作業療法士会 |
3. |
~ |
認知神経リハビリテーション学会 |
4. |
~ |
日本心理学会 |
5. |
~ |
日本認知心理学会 |
6. |
~ |
世界作業療法士連盟 (WFOT) |
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■ 委員・役員等
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■ その他
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メッセージ |
■ メッセージ
作業療法士は人の生活へ直接的に関わる仕事です。また、生理学や解剖学、運動学の知識や病気についても勉強しなければなりません。しかし、人について幅広く知ることができ、人について深く考えることができるとても良い仕事だと思います。
私は、作業療法士の勉強をする過程で、脳の機能について興味を持ちました。そして、それが今も研究の対象となっています。人は自ら興味を持つことができる課題 (寝ることや遊ぶことも含めて) には、積極的に取り組みます。ぜひ、熊保大で(作業療法士を目指しながら)興味のあることを探してほしいと思います。
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■ 研究紹介
作業療法士の免許を取得後、人の脳の働きについて興味を持って研究を進めてきました。
人はなぜ、動くことができるのか?なぜ、考えることができるのか?これらは私たちの脳の働きによるものですが、その全容は解明されていません。病気によって脳を損傷され、身体が上手く動かなくなったり、うまく考えることができなくなった後、どのように作業や道具を用いて回復を目指すのかを考えています。
また、運動イメージ能力(頭の中で運動を予測する能力)が、若齢者や高齢者、脳卒中既往者でどのように異なるのか、認知・運動機能との関連はどうなのかを実験心理学、認知心理学の視点から研究しています。さらに、最近では自閉症スペクトラム症や注意欠陥・多動性障害、学習障害などの脳機能や発達支援にも興味をもち、研究に取り組んでいます。
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