(最終更新日:2024-05-24 14:19:07)
  イトウ タカアキ   Ito Takaaki
  伊藤 隆明
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   職位  教授
基本情報
■ 専門分野
人体病理学, 実験病理学, 細胞生物学, 発生生物学 
■ 最終学歴
横浜市立大学大学院医学研究科修了
■ 保有学位
1. 医学博士
研究業績
■ 著書・論文等
1. 2024/04/12 論文  Molecular pathology of small cell lung cancer: Overview from studies on neuroendocrine differentiation regulated by ASCL1 and Notch signaling. Pathol Int 74(5),pp.239-251 (単著) 
2. 2023/07/14 論文  YAP/BRD4-conotrolled ROR1 promotes tumor-initiating cells and hyperporliferation in pancreatic cancer EMBO J 42(14),e112614頁 (共著) 
3. 2023/01 論文  Heterogeneous expression and role of receptor tyrosine kinase-like orphan receptor 2 (ROR2) in small cell lung cancer. Hum Cell 36(1),pp.409-420 (共著) 
4. 2022/06/29 論文  Pulmonary neuroendocrine cells and small cell lung carcinoma: Immunohistochemical study focusing on mechanisms of neuroendocrine differentiation. Acta Histochem Cytochem 55(3),pp.75-83 (共著) 
5. 2020/12 論文  Distinct transcriptional programs of SOX2 in different types of small cell lung cancers Lab Invest 100(12),pp.1575-1588 (共著) 
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■ 学会発表
1. 2021/04/22 小細胞肺癌の分子病理学:神経内分泌分化機構からの展開(第110回日本病理学会総会)
■ 受賞歴
1. 2021/04 日本病理学会 病理学会賞
2. 2001/11 病理学会A演説(学術研究賞)
3. 2000 横浜医学会賞
■ 受託研究・競争的資金
1. 2024/04~2027/03  小細胞肺癌のintratumor heterogeneityについて 基盤研究(C) 
2. 2020/04~2025/03  小細胞肺癌発生の分子機構 競争的資金等の外部資金による研究 
3. 2020/04~2024/03  小細胞肺癌の細胞系譜転写因子ASCL1関連シグナル分子について 科学研究費助成事業 基盤研究(B),基盤研究(B) 
4. 2018/04~2021/03  マウス胎仔単離肺上皮器官培養による小細胞肺癌モデルの開発 科研費:挑戦的萌芽研究 
5. 2016/04~2018/03  神経ガイダンス分子ー受容体を標的とした新たな小細胞肺癌制御機構 科学研究費:挑戦的萌芽研究 
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社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 日本組織細胞化学会
2. 日本病理学会
3. 肺癌学会
■ 委員・役員等
1. 1992 日本組織細胞化学会 評議員
メッセージ
■ 授業紹介
病理学を担当しています。病理学は、古代以来、「なんで、病気になったんだろう?」という疑問を解決するために生まれた学問とおもいます。長い歴史を経て、様々な病気を体系化し、顕微鏡の発展や遺伝子異常の解明などとともに、今日に至っています。病理学では、学生の皆さんには、是非、医学の基本的な用語に慣れ親しんでいただき、病気の原因、発生機構、病気に伴う細胞や組織の変化、診断法などのへ理解へと発展していってもらいたいと思っています。
■ 活動紹介
肺の発生学を通して、形態形成、増殖や細胞分化などを研究してきました。また、この発生過程での分子メカニズムを参考にして、各種肺疾患(間質性肺炎や肺癌)の研究をしています。特に、神経内分泌に分化する高悪性度の小細胞肺癌について、様々な研究モデルを用いて研究しています。