(最終更新日:2024-08-24 14:18:21)
  マツオ アキラ
  松尾 朗
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 リハビリテーション学科言語聴覚学専攻
   職位  講師
基本情報
■ 専門分野
教育学, リハビリテーション科学 (キーワード:教育方法学、言語発達障害学) 
■ 最終学歴
山口大学大学院 東アジア研究科 東アジア専攻 アジア教育開発コース
■ 保有学位
1. 修士(教育学)山口大学
2. 博士(学術)山口大学
■ 免許・資格
1. 言語聴覚士
2. 公認心理師
3. LSVT LOUD
■ 授業科目
1. 医療コミュニケーション
2. 言語聴覚学総合演習
3. 言語発達学
4. 言語発達障害学Ⅰ(知的障害)
5. 言語発達障害学総論
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研究業績
■ 研究テーマ
1. ICEアプローチを活用した授業研究
2. 言語聴覚士における学校コンサルテーション
■ 著書・論文等
1. 2023/12/30 著書  言語聴覚士国家試験マスターノート   (共著) 
2. 2023/07 論文  言語聴覚士養成教育におけるICEアプローチを活用した実践的な授業研究―学習評価に着目して― リハビリテーション教育研究 (29) (共著) 
3. 2023/03 論文  言語聴覚士養成教育における学習目標・評価に関する実践的研究-ICEアプローチを活用して-   (単著) 
4. 2022/03 論文  言語聴覚士養成教育における「主体的な学び」の形成に関する実践的研究-ICEアプローチを活用した学習評価の開発を通して- 東アジア研究  (単著) 
5. 2020/12/25 著書  言語聴覚士ドリルプラス 機能性構音障害   (単著) 
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■ 学会発表
1. 2023/08/20 家族支援・学習支援につなげるための学校コンサルテーションの実践 ―アセスメントを通しての多職種連携―
2. 2023/01 言語聴覚士における保育所等巡回相談の課題と今後の展望 -大川市幼児教育カウンセラー活用事業を通して-
3. 2022/12/03 ICEアプローチを援用した学習評価の実践的研究(中国四国教育学会 第74回大会(香川大学))
4. 2021/11 高等教育における「主体的な学び」につながる学習評価-ICEアプローチの援用可能性-
5. 2019/09 医療系専門職養成教育における授業デザイン研究-言語聴覚士養成教育を中心として-
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社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 2008~ 日本言語聴覚士協会
2. 2017~ 教育目標・評価学会
3. 2017~ 中国四国教育学会
4. 2021~ 大学教育学会
5. 2023/06~ 日本K-ABCアセスメント学会
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■ 委員・役員等
1. 2023/05~ 熊本K-ABC研究会 理事
■ 講演等
1. 2021/12 言語聴覚士における発達支援
■ その他
1. 2024/03~ 心理相談員(熊本市)
2. 2021 教育支援員会(大川市)
3. 2021~ 乳幼児の発達教室(大川市)
4. 2021~ 幼児教育カウンセラー活用事業(大川市)
メッセージ
■ 授業紹介
1年次の「言語発達障害学総論」では、言語聴覚士が関わる小児領域の障害の概要について学び、2年次の「言語発達学」にて人は成長する中でどのように言葉を獲得していくのかを講義だけでなく演習も交えながら一緒に考えていきます。このような言葉の発達の基礎知識をもとに「言語発達障害学Ⅰ(知的障害)」「小児系発話障害学」にて、言語発達障害や発話障害の原因の理解、検査・評価、支援といった言語聴覚士として必要な知識・技術を一連の流れの中で学んでいきます。
■ メッセージ
日常生活を送る中で、「ことばってどうやって獲得して話せるようになった?」と考えることは少ないと思います。しかし、生まれたばかりの赤ちゃんが大人と同じように話せるわけでもなく、話せるようになるには年月をかけて徐々に大人と同じように会話ができるようになります。身体や心が成長・発達するように、ことばも順序があり発達していきます。様々な生き物が独自のコミュニケーション手段を持っています。その中でも人が持っているコミュニケーション手段(ことば)はとても複雑で興味深いものです。「ことばって何のためにあるのか?」「ことばが使えなくなったら、日常生活はどうなるのか?」などを一緒に考えていけたらと思います。そのことが、言語聴覚士を志す第1歩です。
■ 研究紹介
言葉の発達は聞く・見ることによって理解するところから始まります。その後、話せるようになり、文字を理解し書けるようになります。その発達過程の中で、構音(発音)と読み書きは「音韻」という共通した能力でつながっており、読み書き障害の要因の1つと考えられています。しかし、読み書き障害といっても、その原因や症状は様々であり、対象児の困り感に合わせた支援が必要になります。そのため、症状分類のための評価とその支援についての研究を進めることで、幼稚園・保育園、小学校など学校教育へと連携した支援へと広げていけるのではないかと考えています。
■ 活動紹介
言葉の発達については日々の生活の中で徐々に変化していくものであり、困り感などを家庭生活の中では気づきにくい部分もあります。そこで、乳幼児健診や幼稚園・保育園の巡回相談などを通して、家庭以外での社会生活や就学に向けてのコミュニケーション面のサポートを地域・行政と連携して行っています。