(最終更新日:2024-11-14 13:52:19)
  ヨコヤマ トシロウ   TOSHIRO YOKOYAMA
  横山 俊朗
   所属   熊本保健科学大学  保健科学部 医学検査学科
   職位  教授
基本情報
■ 専門分野
検査医学, 臨床細胞診断学, その他 (キーワード:細胞診断学・細胞診断学・生物形態計測学) 
■ 最終学歴
久留米大学大学院 医学研究科 医科学修士課程 修了
■ 保有学位
1. 2005年 H17年.3月 修士 (医学研究科医科学修士課程分野)
2. 2005年 H17.11月 博士(医学)
■ 免許・資格
1. 国際細胞検査士(IAC)
2. 特定化学物質および四アルキル鉛等作業主任者
3. 細胞検査士
4. 臨床検査技師
5. 認定病理検査技師
■ 授業科目
1. 病理検査学Ⅰ(形態)
2. 病理検査学Ⅱ(技術)
3. 病理検査学実習
4. 細胞検査演習Ⅰ
■ メールアドレス
  kyoin_mail
研究業績
■ 研究テーマ
1. フラクタル次元解析を用いた細胞形態評価に関する研究
2. 医用画像処理システムに関する研究
■ 著書・論文等
1. 2023/03 論文  左室Apical sparingと左室壁肥厚の組み合わせはトランスサイレチン型心アミロイドーシスの診断に有用である 超音波検査技術(1881-4506) 48(1),27-37頁 (共著) 
2. 2023/01 論文  ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV)-Ⅰ型および2型の抗体測定用試薬「美とロスHTLVⅠ/Ⅱ抗体」の性能評価 医学と薬学 2023年1月 80(1),93-99頁 (共著) 
3. 2022/12 論文  ヒトT細胞白血病ウイルス(HTLV)-1型および2型の抗体測定用試薬「ビトロスHTLV I/II抗体」の性能評価 医学と薬学(0389-3898) 80(1),93-99頁 (共著) 
4. 2021 論文  Glycosylated ferritin as an improved marker for post-transfusion iron overload Int J Hematol. 2021 Apr; Jan 5. 113(4),537-546頁 (共著) 
5. 2020 論文  MALDI-TOF MSを用いたMycoplasma bominisの同定法の評価 くまもと医学検査Kumamoto Medical Technology P2-4 Vol.10 2020 一般社団法人熊本県臨床検査技師会  (共著) 
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■ 学会発表
1. 2023/05/27 AL心アミロイドーシスにおける2Dspeckle-tracking法による右室機能評価の臨床的意義(日本超音波医学会第96回学術集会)
2. 2023/05/21 SARS-CoV-2ワクチン接種後に後天性血友病Aを発症した一例(第72回日本医学検査学会)
3. 2023/05/21 HTLV-1、2型抗体測定用試薬ビトロスHTLV Ⅰ/Ⅱ抗体 の性能評価(第72回日本医学検査学会)
4. 2023/05/21 熊本大学病院における中央採血室 の運営改善のための取り組み(第72回日本医学検査学会)
5. 2023/04/21 Atrial pumping failureの臨床的意義の検討(日本心エコー図学会第34回学術集会)
全件表示(189件)
■ 特許
1. 2005/06/10 医用画像処理システム(JP2005010693)
社会活動・地域貢献
■ 所属学会
1. 熊本県臨床細胞学会
2. 2024~2025 ∟ 理事
3. 日本医療検査学会
4. 日本細胞学会九州連合会学会
5. 2008/07~ ∟ 査読委員
全件表示(18件)
■ 講演等
1. 2017 乳腺の病変別細胞診と画像解析(サクラファインテックジャパン)
2. 2010 病理の現場から ―細胞診を中心に-
3. 2008 乳癌患者の予後予測のための核クロマチン形態評価方法の開発(国際バイオフォーラム(東京ビックサイト))
4. 2008 乳癌患者の予後予測のための核クロマチン形態評価方法の開発(パシフィコ横浜)
5. 2005 乳腺領域のピットホールについて(福岡)
■ その他
1. 2023/04~ 第61回日本臨床細胞学会秋期大会 コアプログラム委員
2. 2022/04~ 医療関連サービスマーク制度専門委員会
3. 2017/04 第56回日本臨床細胞学会秋期大会コアプログラム委員会
4. 2016/05~ 国立大学法人熊本大学医学部保健学科
5. 2016/05 日本臨床細胞学会細胞検査士会50周年記念事業会委員
全件表示(30件)
メッセージ
■ 研究紹介
フラクタル次元解析を用いた細胞検査研究では、細胞の形態や構造に潜む複雑なパターンを数値化し、
従来の手法では捉えきれない異常や微細な変化を検出することを目指します. 細胞の形状や分布は
一見ランダムに見えますが、フラクタル次元を用いることで、その背後にある自己相似性や非線形的な
構造を精密に分析できます. この研究により、がん細胞や異常細胞の評価が可能となり、診断精度の
向上が期待されます. また、こうした解析手法は、生物学的な複雑系の解明に貢献し、医療のみならず
広範な分野での応用が見込まれます. 本研究は、フラクタル次元解析を通じて、細胞というミクロな
世界から複雑系全般への理解を深める一助となることを目指して研究を行っています.