教員情報
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アオタニ ミチヨ
AOTANI Michiyo
青谷 実知代 所属 人間科学部 都市生活学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2023/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | リピーター対応の観光地戦略の分析枠組み:フェーズ・シフト・モデルの提案 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 神戸松蔭女子学院大学研究紀要 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神戸松蔭女子学院大学学術研究委員会 |
巻・号・頁 | (4),47-68頁 |
総ページ数 | 21頁 |
担当区分 | 筆頭著者 |
著者・共著者 | 神戸松蔭女子学院大学人間科学部 青谷実知代
中京大学総合政策学部 坂田隆文 明治大学商学部 竹村正明 |
概要 | 青谷(2022)は、大学生の観光地関与の教育を通じて新しいタイプの観光地リピーターが誕生することを、実例をあげながら指摘した。すなわちそれは、有名観光地や大規模なキャンペーンを実施しなくても観光地リピーターを開発できるという新しい観光地開発戦略モデルの萌芽が見られることだともみなせる。そのロジックを要約すれば次のようになる。観光地の人々とのゆるやかな関係性が新しい経験価値を旅行者に提供し、そこに再訪問の価値(第2の故郷)を見出すのである。このとき理論的問題は、なぜそれが可能だったのか、ということである。というのも、なぜそれが成功したのかわからなければ、そこから他の観光地が学ぶことはできないからである。観光地リピーターは、開発と維持のマネジメントが異なるので、観光地(マネジメント側)は観光地リピーターを開発できたらそれを維持管理する体制に切り替える必要がある。そういった二段階の観光地マネジメントの議論はこれまでほとんどされていない。
そこで本稿では、青谷(2022)が指摘したゆるやかな関係性がもたらす観光地リピーターの開発とそれをマネジメントする観光地戦略についての二段階の観光地マネジメントの理論的分析枠組みを開発した。 |
DOI | 10.14946/00002351 |