教員情報
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タチバナ ユカリ
TACHIBANA Yukari
橘 ゆかり 所属 人間科学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2003/10 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | Comparison of Antioxidative Properties of Carbazole Alkaloids from Murraya koenigiiLeaves |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | J .Agric.Food Chem. |
巻・号・頁 | 51(22(2003)),pp.6461-6467 |
著者・共著者 | 著者:橘ゆかり・菊崎泰枝、Nordin Hj.Lajis・中谷延二 |
概要 | ナンヨウザンショウ(Murraya koenigii)の葉から新規のカルバゾール2量体(8,10’―[3,3’,11,11’-tetrahydro-9,9’-dihydroxy-3,3’,5,8’-tetramethyl-3,3’-bis(4-methyl-3-pentenyl)]―bipyrano[3,2-a]―carbazole)およびkoenimbine(6),O-methyl-murrayamineA (7),O-methylmahanine (8),iso-mahanine (9),bismahanine (10),bispyrayafoline(11) を単離し構造決定を行った。これまでにナンヨウザンショウから単離された12種のカルバゾール化合物の抗酸化活性を測定した。その結果、フェノール性水酸基を有するカルバゾールはモデル油を用いたOSI測定およびDPPHラジカル消去活性測定において強い抗酸化活性を示すことを見いだした。DPPHラジカル消去活性測定においては、フェノール性水酸基を持たないカルバゾール化合物の中にも、抗酸化活性を示すものを見いだした。調理過程を想定した酸化において、カレーリーフは非常に強い抗酸化活性を示すが、その抗酸化活性は主として水酸基を有するカルバゾール化合物であることを明らかにした。(共同研究のため担当部分の抽出不可能)(筆頭著者) |