教員情報
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マツオカ ヤスシ
MATSUOKA Yasushi
松岡 靖 所属 教育学部 教育学科 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2017/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
査読 | 査読あり |
標題 | 道徳指導法としての対話は理解にどうつながるか? |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 神戸松蔭女子学院大学研究紀要人間科学部編 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神戸松蔭女子学院大学学術研究委員会 |
巻・号・頁 | (6) |
概要 | 本稿の目的は、日本の小中学校での道徳指導法において、対話がどう理解につながるかを検討することにある。2015年改訂の学習指導要領にある「考え、議論する道徳」を、この研究は三つの段階で考察した。第一に新しい方針によると、授業の場面で内容としての理解が方法としての対話の前提に位置づけられている。第二に奥村による現象学的社会学の構図では、「完全な理解」よりも「適切な理解」を重視して、「他者といる技法」に異質性を包摂することが提案されている。第三にフレイレの批判教授学の対話論を参考に、「考え、議論する道徳」の可能性と課題を指摘した。 |