教員情報
|
|
タチバナ ユカリ
TACHIBANA Yukari
橘 ゆかり 所属 人間科学部 食物栄養学科 職種 教授 |
|
言語種別 | 英語 |
発行・発表の年月 | 2004/03 |
形態種別 | 学位論文(博士) |
標題 | Establishment of An Antioxidant Activity Assessment Method based on Oil Stability Index and Evaluation of the Activity of Curry Leaves(Murraya koenigii)Constituents |
執筆形態 | 単著 |
出版社・発行元 | Osaka City University Graduate School |
著者・共著者 | Yukari Tachibana |
概要 | 本研究では、抗酸化活性を測定する指標として、OSI測定法を確立することを目的とした。リノール酸メチルを基質とするモデル油でOSI法を用いて熱帯の香辛植物をスクリーニングし、カレーリーフ(Murraya koenigii)に非常に強い活性が認められた。この抗酸化活性成分の解明を進めた結果、新規化合物である8, 10’-[3,3’,11,11’–tetra–hydro-9,9’ dihydroxy-3,3’,5,8’–tetra–methyl-3,3’–bis(4–methyl–3–pentenyl)]bipyrano[3,2–a]carbazole を含む12種類のカルバゾール化合物を単離した。これらの12種のカルバゾール化合物の抗酸化活性を測定した結果、フェノール性水酸基を有するカルバゾールはOSI測定およびDPPHラジカル消去活性測定において強い抗酸化活性を示すことを見いだした。調理過程を想定した酸化において、カレーリーフは非常に強い抗酸化活性を示すが、その抗酸化活性は主として水酸基を有するカルバゾール化合物であることを明らかにした。総頁数:98ページ(筆頭著者) |