教員情報
|
|
タツキ トシヒサ
TATSUKI Toshihisa
田附 敏尚 所属 文学部 日本語日本文化学科 文学研究科 国語国文学専攻 職種 准教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/09 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 地方議会会議録による方言研究―セミフォーマルと気づかない方言― |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 『方言の研究』 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | ひつじ書房 |
巻・号・頁 | (1),299-324頁 |
著者・共著者 | ◎二階堂整・川瀬卓・高丸圭一・田附敏尚・松田謙次郎 |
概要 | 地方議会会議録は地域ごとに存在する豊富な言語資料である。本稿では,2つの事例の考察を通して,地方議会会議録を用いた新たな方言研究の可能性を示した。1つは,スタイル研究における可能性である。議会の議員発言の中には,フォーマルとカジュアルの中間にあたるセミフォーマルというスピーチスタイルを見出すことができることを主張した。もう1つは,気づかない方言の研究における可能性である。地方議会会議録を用いることで,実際の使用にもとづいた気づかない方言の用法分析と複数地域の比較による地理的広がりの研究ができることを述べた。この2つは地方議会会議録を利用することで把握可能となる方言の研究である。本稿の考察によって,地方議会会議録が方言研究の資料として有用であることの一端が示された。 |
AmazonURL | https://www.amazon.co.jp/%E6%96%B9%E8%A8%80%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6-1-%E3%80%90%E7%89%B9%E9%9B%86%E3%80%91%E6%96%B9%E8%A8%80%E7%A0%94%E7%A9%B6%E3%81%AE%E6%96%B0%E3%81%97%E3%81%84%E5%B1%95%E9%96%8B-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%96%B9%E8%A8%80%E7%A0%94%E7%A9%B6%E4%BC%9A/dp/4894767724/ref=sr_1_10?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&crid=ISSAEL3N0VDG&keywords=%E6%96%B9%E8%A8%80%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6&qid=1684893885&sprefix=%E6%96%B9%E8%A8%80%E3%81%AE%E7%A0%94%E7%A9%B6%2Caps%2C240&sr=8-10 |