教員情報
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タツキ トシヒサ
TATSUKI Toshihisa
田附 敏尚 所属 文学部 日本語日本文化学科 文学研究科 国語国文学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2016/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 青森県五所川原市方言の文末形式「デバ」について |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | Theoretical and Applied Linguistics at Kobe Shoin |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神戸松蔭女子学院大学学術研究委員会 |
巻・号・頁 | (19),123-135頁 |
概要 | 本稿では青森県五所川原市方言の文末形式「デバ」について、種々の側面からの考察を行い、その結果、意味的特徴として以下のように結論付けた。
1)対話における「デバ」の特徴:聞き手の持っている情報と話し手の情報に矛盾がある場合に、話し手の情報を聞き手にもあるはずのものとして提示し、情報を修正させる。 2)独話における「デバ」の特徴:話し手の過去の情報と話し手が新規に獲得した情報に矛盾がある場合に、新規情報を導入し、情報を修正する 「デバ」には派生的な用法もあるが、これについても上記の特徴によって説明づけられる可能性を示した。また、命令形に接続する「デバ」についても、上記の特徴を援用することにより、説明づけられるという仮説を立てた。 |