クロサキ ヒロミ   KUROSAKI Hiromi
  黒崎 優美
   所属   人間科学部 心理学科
   文学研究科 心理学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/04
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
標題 言葉が凍るとき
―コンテイナーの「解凍」機能を求めて-
執筆形態 単著
掲載誌名 神戸松蔭こころのケア・センター臨床心理学研究
出版社・発行元 神戸松蔭女子学院大学大学院・神戸松蔭こころのケア・センター
巻・号・頁 8,2-6頁
概要 「行動様式」(ビオン, 1953)の言語とその変形に焦点を当て、臨床素材を用いて検討した。クライエントはセラピストの話した言葉が“溶ける”と訴え録音を望んだが、それらは主訴である書字の困難さと同様、言葉による「連結」への攻撃の結果であると考えられる。セラピストは、凍った言葉を溶かす「解凍士」(吉田, 2010)のように、意味や機能を破壊され具象化された言葉を変形しクライエントに戻す役割を担っている。