マツダ ケンジロウ   MATSUDA Kenjiro
  松田 謙次郎
   所属   文学部 英語学科
   文学研究科 言語科学専攻
   文学研究科 国語国文学専攻
   職種   教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2000
形態種別 研究論文(学術雑誌)
査読 査読あり
標題 東京方言格助詞「を」の使用に関わる言語的諸要因の数量的検証
執筆形態 単著
掲載誌名 国語学
掲載区分国内
巻・号・頁 51(1),61-76頁
概要 東京方言格助詞「を」の変異について、過去に提案された言語内的要因を取上げ、自然談話の分析を通してそれらの有効性を検証した。取上げた仮設は隣接性の仮説。目的語名詞句の名詞・代名詞差、名詞句の情報性である。インタビュー資料の分析から、隣接性は大きな制約として機能するが、非隣接の場合間に入る要素は関係ない。語彙名詞・代名詞別はゼロ化に関わる、情報性がゼロ化に関わらない、という結論が得られた。