教員情報
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クロキ クニヒコ
KUROKI Kunihiko
黒木 邦彦 所属 文学部 日本語日本文化学科 文学研究科 国語国文学専攻 文学研究科 言語科学専攻 職種 准教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2014/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 日本語の疑問付加部の構造と意味に見られる一般性 |
執筆形態 | 単著 |
掲載誌名 | 日本語疑問文の通時的・対照言語学的研究 研究報告書 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 国立国語研究所 |
巻・号・頁 | 1,69-77頁 |
概要 | <理由> を問う疑問付加部のうち、(i) 中古和文語のika=niとika=de、(ii) 標準語のdoo#site、(iii) 日田方言のnasite (< naN#site) とdogee#siteは、<方法> を問う形式に由来する。これらのうち、標準語のdoo#siteと日田方言のnasiteは <方法> 用法を失い、<目的; 理由> 用法に特化している。<理由> を問う疑問付加部のうち、(i) 中古和文語のnani#si-Ø=ni、 (ii) 標準語のnani#si-Ø=ni、(iii) 日田方言のnasike (< naN#si-ke)、(iv) 南海部方言のnaN#si-Ø=ni、(v) 甑島方言のnaike (< naN#si-ke) は、<目的> を問う形式に由来する。 |