教員情報
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タチバナ ユカリ
TACHIBANA Yukari
橘 ゆかり 所属 人間科学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2007/03 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 料理の伝わり方に関する研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 賢明女子学院短期大学紀要 |
巻・号・頁 | (No.42(2007)),89-95頁 |
著者・共著者 | 坂本薫, 小泉弥栄, 橘ゆかり, 作田はるみ, 三浦加代子, 岸原士郎, 山村瑩子 |
概要 | 料理の作り方の伝わり方について調査を行い、2006年、1993年及び1982年の調査結果を比較した。その結果、①「作れる」料理は、和風料理が減少し、外来料理が増加していた。②「白和え」は、1982年頃は素材から手作りされることの多い料理であったが、その後の24年間の間にあまり手作りされなくなった。③「ホワイトシチュー」は、1982年調査の時点では、缶詰等を利用されることが多い料理であったが、1993年調査および2006年調査の時点では、市販のルーなどを用いて手作りされることの多い料理に変化した。④最近では、家庭で親から子へと料理方法が伝承されることが減少しているように言われることが多いが、今回の調査では「母」から教わったとする者が多く、1982年よりも多かった。⑤しかし「母」から作り方を教わる料理の内容は、和風料理よりも外来料理が母から子へと受け継がれるように変化していた。⑥全般的に手作り度は減少していたが、調理済み食品や惣菜の利用が大幅に増加しているわけではないことから、加工材料を利用して合理的に手作りしていると考えられた。担当部分:共同研究のため担当部分の抽出不可能 |