教員情報
|
|
クツキ アヤ
KUTSUKI Aya
久津木 文 所属 人間科学部 心理学科 文学研究科 心理学専攻 職種 教授 |
|
言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2013/01 |
形態種別 | 研究論文(大学,研究機関等紀要) |
標題 | 日本語母語話者のカタカナ使用についての予備研究 |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 神戸松蔭女子学院大学研究紀要言語科学研究所篇 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 神戸松蔭言語科学研究所 |
巻・号・頁 | 16,37-50頁 |
著者・共著者 | 久津木文・池谷知子 |
概要 | 日本語母語話者に対しして行ったカタカナ使用についての結果をまとめた論文である。
カタカナ語は多くの場合、対応する日本語の和語が存在する。しかし、和語とカタカナの使い分けを 明確に定義したものはない。質問紙を用いて、複数個の事物の写真を自由に命名する課題(自由記述) をさせ、自然に母語話者が事物を呼ぶ際にどのような単語を用いるかを確認し、さらに、 カタカナ語と和語を用いて表現しなければならない場合の許容度をリカート法を用いて調べた。その結果、カタカナと対応する和語との関係には、表現する事物によって二種類あることが明らかとなった。一つ目は、明確な使い分けが存在するケース、そして、二つ目は、人によって使い分けが異なるケース(中間型)、である。これらの基礎資料を大規模調査の参考とする予定である。 |