教員情報
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タチバナ ユカリ
TACHIBANA Yukari
橘 ゆかり 所属 人間科学部 食物栄養学科 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2009/04 |
形態種別 | 研究論文(学術雑誌) |
査読 | 査読あり |
標題 | 在宅で生活する知的障害者の肥満とメタボリックシンドロームの状況-年齢群間による比較- |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 肥満研究 |
出版社・発行元 | 日本肥満学会 |
巻・号・頁 | 15(1(2009)),53,89-58,95頁 |
著者・共著者 | 著者:作田はるみ・坂本薫・小泉弥栄・橘ゆかり・奥田豊子・北元寛利・内田勇人 |
概要 | 在宅で生活する知的障害者の肥満とメタボリックシンドロームの状況を把握し、加齢の影響を検討することを目的として、体格や各種検査値の比較を行った。在宅で生活する知的障害者62名(男性38名、女性32名)を対象とし、身長、体重、腹囲周囲径、血圧、血糖、中性脂肪、HDLコレステロール等を測定した。対象者を「20歳群」と「30・40歳群」に分けて比較した結果、男性はすべての項目で両群間で有意差は認められなかったが、一般成人男性に比べて、BMIや肥満者の割合が高かった。女性のHDLコレステロール値は20歳群に比べて30・40歳群の方が有意に低かった。今回調査した知的障害者群における肥満者の割合は、他の研究で報告されている一般成人の肥満者の割合に比べて高かった。在宅で生活する知的障害者は、メタボリックシンドロームの構成因子を有する者が多く、男性では20歳代から、女性では30歳代から因子を有する者の割合が高まっていることが示唆された。知的障害者のQOLを高めるためには、若年期からのメタボリックシンドローム予防対策が必要であると考えられた。担当部分:共同研究のため担当部分の抽出不可能 |