クロサキ ヒロミ   KUROSAKI Hiromi
  黒崎 優美
   所属   人間科学部 心理学科
   文学研究科 心理学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2022/03
形態種別 研究論文(大学,研究機関等紀要)
標題 グループ文化としての教育機会確保法
-権利と葛藤の行方-
執筆形態 単著
掲載誌名 神戸松蔭女子学院大学研究紀要
掲載区分国内
出版社・発行元 神戸松蔭女子学院大学学術研究委員会
巻・号・頁 (第3号),85-96頁
概要 教育機会確保法を集団論(ビオン, 1961)の観点から考察した。休養と学校外教育を認める同法は、集団(公教育)と個人(不登校当事者)との葛藤を緩和するグループ文化に位置づけられる。個人と集団両者の成長にとって残存する葛藤を抱え変形していくことが重要であり、そのために活かされることで、教育機会確保法は真にグループ文化としての機能を果たし、教育界全体の作動グループ活動に貢献しうる。