クロキ クニヒコ   KUROKI Kunihiko
  黒木 邦彦
   所属   文学部 日本語日本文化学科
   文学研究科 国語国文学専攻
   文学研究科 言語科学専攻
   職種   准教授
言語種別 日本語
発行・発表の年月 2013/02
形態種別 論文集(書籍)内論文
標題 過去表現の構造とその変化
執筆形態 単著
掲載誌名 日本語文法史研究
掲載区分国内
出版社・発行元 ひつじ書房
巻・号・頁 1,127-144頁
概要 日本語の過去表現について、次のことを解明した: (1) 中古から中世にかけて、<過去> の動詞接尾辞が <相対過去> も表すようになった。そして、近世以降、派生過去表現が屈折過去表現に変化した。(2) 派生過去表現が屈折過去表現に変化した時期は、<過去> の動詞接尾辞が <相対過去> も表すようになった時期よりも遅いと考えられる。(3) したがって、派生過去表現から屈折過去表現への史的変化は、<過去> の動詞接尾辞の意味には影響していない。