教員情報
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マツダ ケンジロウ
MATSUDA Kenjiro
松田 謙次郎 所属 文学部 英語学科 文学研究科 言語科学専攻 文学研究科 国語国文学専攻 職種 教授 |
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言語種別 | 日本語 |
発行・発表の年月 | 2015/10 |
形態種別 | 研究論文(その他学術会議資料等) |
標題 | 地方議会会議録から見える日本語のバリエーション |
執筆形態 | 共著 |
掲載誌名 | 日本語学会2015年秋期大会予稿集 |
掲載区分 | 国内 |
出版社・発行元 | 日本語学会 |
巻・号・頁 | 225-242頁 |
担当範囲 | 大阪市会会議録に見るサ変動詞の変異と変化(pp. 227-230) |
著者・共著者 | ◎二階堂整、松田謙次郎、高丸圭一、山際彰、佐藤亜美 |
概要 | サ変動詞のサ行五段化現象については、主に首都圏を中心とした量的調査が行われてきている。ここでは大阪市会会議録データを使い、大阪市方言でのサ変動詞のサ行五段化現象の動向を調査報告した。同現象に関わる田野村の一般化(田野村2001, 2009)を検証したところ、大阪市方言でも同様な一般化が成立することが確認された。このことは、すなわち主として首都圏で研究されてきたサ変動詞のサ行五段化現象と、大阪市方言におけるサ変動詞のサ行五段化現象が、基本的に同一のものであることを示唆するものである。今後は府議会および都議会データの分析を行うこと、個々の議員のサ行五段化現象の動向を追うことで、個人内変化を追いうることを指摘した。 |